内容説明
安倍政権から菅政権へ、そしてコロナ禍。変貌を続ける社会を定点観測したとき、見えてくるものとは何か。闇に葬り去られつつある数多の「事件」を再び記憶する。
目次
第1部 政治を見つめる(鎖につながれた猿―治安維持法と特定秘密保護法;豊穣の危機―TPPと日米密約の闇;奴らを通すなNO PASAR´AN―総批判・安保法制 ほか)
第2部 地域を見つめる(馬鹿の四乗―「インパール作戦」と福島原発事故;空白の地図―鉄道は誰のものだろう;太い人参のはなし―参院選「合区」という不条理 ほか)
第3部 戦争と戦後史を見つめる(御巣鷹よ眠るな―日航ジャンボ機墜落事故・30年目の謎;我らが見捨てし同胞―忘れられた「北朝鮮残留日本人」;黙契―「名張毒ブドウ酒事件」迷走の源流 ほか)
著者等紹介
岡本萬尋[オカモトマヒロ]
1970年、高知市生まれ。朝日新聞記者、政党機関紙記者などを経てフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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