内容説明
学校教育の形骸化の実状を多様な視点から明らかにし、問題の克服の方途と可能性を、“教育の民主化”を軸に模索する。教育総体を問い直す意欲論考。
目次
第1章 教育の「原理」(教育とは;現代社会と学校 ほか)
第2章 民主主義教育の系譜(デューイの教育思想;日本の民主教育論 ほか)
第3章 学校教育の曲がり角(アンチ「進歩・民主」教育論;「学校崩壊」から「脱学校」へ ほか)
第4章 現代学校教育内容批判(社会科教育の生成;宗教教育の問題 ほか)
第5章 現代学校教育制度批判(大学教育の変質;翼賛と義務教育 ほか)
第6章 職務・実存・システム(職と実存;構造と倫理 ほか)
著者等紹介
向井豊明[ムカイトヨアキ]
1950年生まれ。サンタバーバラ大学大学院博士課程修了(USA)。元教員。専攻は教育哲学、教育思想、その他哲学、医学、医学医療思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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