僕らはまだテレビをあきらめない

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846123123
  • NDC分類 699.21
  • Cコード C0036

内容説明

「公平中立・公正」は、報道機関にとって当たり前のルールのように見えるが、民主主義社会では報道機関のチェックを受けるべき政府が、これを逆手に取って自分たちに都合よく報道を牽制する道具として使うようになってきている。たとえば、自民党は選挙が近づくと、放送法4条の「政治的に公平であること」を根拠にテレビ放送などの内容への介入を繰り返してきた歴史があり、安倍政権の時代に露骨な介入問題が相次いだ。その時代は、本書著者の川端和治や是枝裕和が放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会の委員を務めていた時期と重なる。本書は、権力によるメディアへの介入の実態とそれを防ぐ手立て、「政権への忖度」のない取材や報道、国民の知る権利をどう守るかについて考える。

目次

序章
第1章 是枝裕和監督の放送愛(是枝裕和監督が語る 放送法と歴史修正主義;今でも放送で何かしたい)
第2章 川端和治・元放送倫理検証委委員長と放送法四条(放送はどこまで自由か;川端・元放送倫理検証委委員長に聞く)
第3章 広瀬道貞・元民放連会長が明かす放送倫理検証委をつくったわけ
第4章 公平公正とは何か(座談会 公平公正論を考える;石破茂氏インタビュー ほか)
是枝裕和監督「論考」編(「放送」と「公権力」の関係について;誰が何を誤解しているのか? ほか)

著者等紹介

是枝裕和[コレエダヒロカズ]
映画監督。テレビマンユニオンに入社。ドキュメンタリー番組を手掛ける。初監督映画は『幻の光』(1995年)。14年に西川美和監督らと「分福」を設立。18年、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール、22年、『ベイビー・ブローカー』で同映画祭・独立賞のエキュメニカル審査員賞を受賞。1962年、東京生まれ。早稲田大学卒

川端和治[カワバタヨシハル]
弁護士(元第二東京弁護士会会長、元日本弁護士連合会副会長)。放送倫理・番組向上機構「放送倫理検証委員会」調査顧問(2018年から)。放送倫理検証委員会委員長(07年~18年)、朝日新聞社「編集権に関する審議会」委員(15年~22年)などを歴任。1945年、北海道生まれ。東京大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

39
とうにテレビをあきらめている自分ですが、現場に歯を食いしばってしがみつき、少ないチャンスを活かそうと努力されている人たちがいるのであれば応援したいです。…同時に、クラウドファンディングかなにかで新しいプラットフォームを作る方がいいんじゃない?なんて思ったりもしました。正直もうテレビにはうんざりしています。疑ってかかってニュースも見ています。けれども、良質のドキュメンタリー制作者には感謝しています。2024/09/24

越部社長

2
安倍政権が放送法を悪用し、放送局に対しどのように圧力をかけてきたのかを検証し、それがいかに憲法や放送法に違反しているのかを論証している。ここで述べられているような法律の知識と少しの胆力があれば、時の政権の圧力など跳ね返すことができるはずなのに、それができない今の放送局の人間は情けない。政権側は確信犯なのだから、その人たちに自戒を求めるのではなく、メディアの側がきちんと見識を持ち、それを堂々と主張することで世論に対してもどちらが正しいか判断できる材料を提供しなければいけないと強く感じた。2025/01/13

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