文春文庫<br> 奔流の海

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文春文庫
奔流の海

  • 伊岡 瞬【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167921538
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

1968年、後に「千里見の七夕崩れ」とよばれる大型台風による土砂崩れで、町は多数の死者・行方不明者を出した。20年後、同じ町の旅館の娘・清田千遥は、東京からやってきた大学生・坂井裕二と出会う。裕二はなぜか夜ごと町を徘徊していた――激流に飲まれた運命がやがて大きな感動へとたどり着く、著者渾身の青春ミステリー!


千遥と裕二、過酷な運命のたどり着く先は――

『代償』『悪寒』のベストセラー作家・伊岡瞬史上、
最も残酷で美しい青春ミステリー!
Apple Books Store 2022年上半期ベストブック(ミステリー部門)

「星は、何もかも知っていたんだ」
1988年、静岡県の海辺の町、千里見町。ふらりと町に現れた大学生・坂井裕二。1年前に父親を亡くした旅館の娘・清田千遥。

20年前の大型台風が多くの人々の人生を濁流に飲み込んだこの地で、2人は出会った――。

内容説明

1968年、後に「千里見の七夕崩れ」とよばれる大型台風による土砂崩れで町は多数の死者・行方不明者を出した。20年後、同じ町の旅館の娘・清田千遙は、東京からやってきた大学生・坂井裕二と出会う。裕二はなぜか夜ごと町を徘徊していた―激流に飲まれた運命がやがて大きな感動へとたどり着く、著者渾身の青春ミステリー!

著者等紹介

伊岡瞬[イオカシュン]
1960(昭和35)年、東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』(応募作「約束」を改題)で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

59
あの日あの時あの場所で…どんな選択をして何を手放せば、正解に辿り着けたのだろう。星が瞬く間に今が消え、過去になっていく日常の中で、幾重の後悔と懺悔を心に刻み続けてきたのか。静寂の青春が広がり始めた物語の中で、時折爆ぜる魂の叫び。不意に乱される感情にどこまでも過酷で残酷な現実を突きつけてくる。大切なものを失くした千遥と裕二の2人にどんな結末が用意されているのか。胸が締め付けられるような仕打ちをこの小説の重さに感じながら、最後まで読まずにはいられない。ミステリが絶妙に混入されていて強く好奇心を誘う一冊だった。2024/01/15

カブ

44
子は親を選べない。過酷な運命に翻弄される裕二。熾烈な児童虐待のシーンは読むのが辛かった。対象的な美しい星空の下での星座の話に癒された。2024/02/29

さち@毎日に感謝♪

29
伊岡さんが青春ミステリーといった作品を書くのが意外でした。千遥と裕二、2人がどのように関わっていくのかが気になって一気読みでしたが、面白かったです。矢木沢がいいキャラしてるなと思いました。2024/03/28

Y.yamabuki

25
裕二の辛い生い立ちが描かれ、彼と千遥の繋がりも良く分からない重苦しい前半から中盤。突然現れる八木沢も不穏な空気を醸し出す。自分の過去を探り始めた裕二。その謎が解かれた後、一転彼等皆に幸せが訪れる温かなラストが待っていた。面白く、一気読み。 2024/02/17

りゅうのすけ

11
とても私にとっては重い物語でした。それぞれの登場人物がいろいろと悩みや問題を抱えながら生きていく。そしてそれぞれが接点を持って次の段階に進んでいく。カテゴリーとしてはミステリーなのかなサスペンスなのか…。ラストはハッピーなので途中までの重さが一気に軽くなりました。長編でしたがテンポよく読めました。2024/03/27

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