内容説明
農水産物の遺伝子を切断して品種改良するゲノム操作食品という新しい遺伝子操作を用いた作物や食品の開発が進んでいる。日本政府は、ゲノム操作食品は組み換えにあたらないとして安全審査も食品表示もしない方針という。これでは、わからないうちに誰もが食べてしまうことになる。本書は、遺伝子組み換え、ゲノム操作とはどのようなもので、どんな危険性があるのか、現在の状況、対応策などをQ&A形式でやさしく解説。入門書としても、現在、進行している状況を把握する本としても最適である。
目次
1 遺伝子組み換え・ゲノム操作の基礎
2 遺伝子組み換え・ゲノム編集がもたらす環境への影響
3 ゲノム操作作物・食品
4 遺伝子組み換え・クローン・ゲノム編集動物
5 遺伝子組み換え・ゲノム操作食品の安全性
6 遺伝子組み換え・ゲノム操作食品の規制
著者等紹介
天笠啓祐[アマガサケイスケ]
1970年早大理工学部卒。現在、ジャーナリスト、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表、市民バイオテクノロジー情報室代表、日本消費者連盟共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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