内容説明
本書の指摘がきっかけで、山崎製パンは、発がん性物質の臭素酸カリウムの使用を中止した!その顛末と危険な添加物の最新情報を増補改訂!
目次
第1部(山崎製パンが、発がん性物質を使用したパンの販売を止めた顛末;コンビニの弁当・惣菜・カット野菜はなぜ傷まないか;回転寿司店のお寿司は安心して食べられるのか;グレープフルーツ、レモン、オレンジはなぜカビないか;カズノコはなぜ「黄金色」をしているのか;ハム・ソーセージ、いくら・たらこはなぜ黒ずまないか;はんぺん、ちくわ、漬け物はなぜ腐らないのか;生そば、生うどんはなぜあんなに日持ちするのか;駅弁はあぶない添加物だらけ)
第2部(一目で分かる、添加物表示の見方;「食べてはいけない」添加物;食べてはいけない「以外」の添加物はどうする?;人間の体を育む食品を!)
著者等紹介
渡辺雄二[ワタナベユウジ]
1954年生まれ、栃木県出身。宇都宮東高校卒、千葉大学工学部合成化学科卒。消費生活問題紙の記者を経て、82年よりフリーの科学ジャーナリストとなる。以後、食品、環境、医療、バイオテクノロジーなどの諸問題を、『朝日ジャーナル』『週刊金曜日』『中央公論』『世界』『新潮45』などに執筆・提起し、現在にいたる。講演も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魂の叫び
5
図書館から借りました。言わんとしてることは理解できるが、実際にほとんどのマスコミやメディアが取り上げてない。そこを筆者は考えないと。とある海外のアーティストが日本の食べ物は安全なの?野菜は農薬まみれが主流なんでしょ?って言ってたが即、削除されてました…言っては申し訳ないが福島産の農産物と近海の海産物は私はアウトと思います。添加物と同様に農薬まみれの野菜の方が問題です。野菜嫌いの子供が多いのは野菜が美味しくないからと思います。2016/02/25
emirio
1
体を壊す可能性のある添加物が普通に販売されている日本は危険。病気になりたくなければ、自分で自分の身を守るしかない。危険添加物一覧が巻末に載っている。合成甘味料、防カビ剤、保存料、発色剤、タール色素、漂白剤、酸化防止剤、等食べてはいけない添加物がまとまっている。2019/08/11
Miki Shimizu
1
題名の記事は、なんで写真がカラーちゃうんやろーって感じ。口絵的な特別カラーページとかでもよかったのに。残念。危ないのも発ガン性もわかるねんけど、むりくりすぎるところがなー。あっちは安全やと言うてるけど証拠ないやん!の裏返しというか、危ない、この結果から危ない、だからあれもこれもきっと全部ヤバイ的な。もう少し、理性的に論理的に描いて欲しかったなー。内容には基本的には賛成なんやけど、信頼性が薄くなってしまいそう。2016/10/05
yyrn
1
08年に出した前著がきっかけとなって、それまでヤマザキパンが使用していた発がん性が認められる食品添加物「臭素酸カリウム」の使用を止めさせることができたので、さらなる食品添加物を糾弾する書となっている。まあ、余計な添加物は口にしないに越したことはないが、気にしすぎてもノイローゼになりそうだ。普段の生活ではなるべくインスタント食品等の加工食品はとらないようにする、それでとりあえず十分ではないかと思うが、なお、妻は非常に神経質なので食品添加物が極力入っていないモノを入手しており、家ではまあ大丈夫。問題は外食か。2015/08/05
教育文化経営学院
0
本当に日本の食べ物は怖いなあと思います。
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