がれき処理・除染はこれでよいのか

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がれき処理・除染はこれでよいのか

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846112110
  • NDC分類 518.52
  • Cコード C0036

内容説明

「東北がんばれ!それってただ言葉だけだったのか?東北のがれきが処理されないのは他府県が搬入を拒否しているからだ」「放射能が怖いという無知から来る身勝手な言い分。自分だけ良ければいいのか」―震災がれきの広域処理で、反対する市民に投げつけられる政府・マスコミの非難のことば…。はたして本当にそうなのか?IAEA(国際原子力機関)の安全基準に照らしても80倍も甘く基準緩和し、放射性廃棄物として厳格に保管・隔離されなければならない物を日本全国にばらまく広域処理は、国民の健康に脅威をもたらすだけだ。そして、避難区域への住民の帰還推進で進められる除染事業。しかし放射性物質は除染によって減少することはない。がれき利権と除染利権に群がるゼネコンや原発関連業者。いま必要なのは放射性物質の隔離と住民の避難なのだ。本書は、問題点をていねいに解き明かす。

目次

第1章 がれき広域処理とその仕組みづくり
第2章 がれき焼却は放射能汚染をもたらすか
第3章 放射性物質を汚染循環に入れる愚策
第4章 誰のための広域処理か
第5章 地元主体・被災者救済の復興を
付録 漁業権は誰のためにあるか(初出『季刊地域』Winter二〇一二)

著者等紹介

熊本一規[クマモトカズキ]
1949年佐賀県小城町に生まれる。1973年東京大学工学部都市工学科卒業。1980年東京大学工系大学院博士課程修了(工学博士)。和光大学講師、横浜国立大学講師、カナダ・ヨーク大学客員研究員などを経て、明治学院大学教授。廃棄物を考える市民の会に所属し、ごみ・リサイクル問題で市民サイドからの政策批判・提言を行なうとともに、各地の埋立・ダム・原発等で漁民をサポートしている。専攻は、環境経済・環境政策・環境法規

辻芳徳[ツジヨシノリ]
元東京都清掃局職員。清掃工場、建設部、埋立処分場、施設部で勤務。清掃事業の区移管に伴い東京二十三区清掃一部事務組合に移籍後、2011年3月退職。現在、循環型社会システム研究会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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D21 レム

2
徳島県の見解。ドイツ放射線防護協会会長からのメッセージ。2013/02/03

coolflat

1
“除染利権の為に福島原発周辺に放射能瓦礫を集中させる事ができず「瓦礫の広域処理」が進められる。「瓦礫利権」と「除染利権」はセットであり「除染利権」が「瓦礫利権」を生んでいる。更に「除染利権」を支えているのが「帰還推進」で、除染利権のために福島原発周辺に放射能瓦礫を集中させる事ができず「瓦礫の広域処理」が進められる。「瓦礫利権」と「除染利権」はセットであり「除染利権」が「瓦礫利権」を生んでいる。更に「除染利権」を支えているのが「帰還推進」である。”要するにこの本は、瓦礫利権=除染利権=帰還推進だと言いたい。2012/11/10

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