内容説明
特例法の問題点とは?性同一性障害は乗り越えられるのか?
目次
1 性同一性障害と特例法
2 戸籍の性別変更について
3 戸籍の性別変更をした人
4 戸籍の性別変更をしていない人
5 戸籍の性別変更を考えている人
6 今後の課題
資料
著者等紹介
針間克己[ハリマカツキ]
東京大学医学部医学科卒業。東京大学医学部大学院博士課程修了。医学博士。日本性科学学会幹事長。性同一性障害研究会理事。日本精神神経学会「性同一性障害に関する委員会」委員。Harry Benjamin International Gender Dysphoria Association会員。専門:精神医学、性心理障害
大島俊之[オオシマトシユキ]
九州国際大学法学部教授。弁護士(弁護士法人淀屋橋・山上合同、大阪弁護士会)。大阪大学法学部卒。法学博士。大阪府立大学の専任講師、助教授、神戸学院大学の法学部教授、法科大学院教授を経て、現職。カナダ首相出版賞受賞(1999年)。尾中郁夫・家族法学術賞受賞(2003年)。GID(性同一性障害)学会理事長
野宮亜紀[ノミヤアキ]
東京生まれ。早稲田大学第一文学部心理学専修卒業。1998年より、性同一性障害/トランスセクシュアル/トランスジェンダーの自助・支援グループ「Trans‐Net Japan:TSとTGを支える人々の会」運営メンバー。和光大学非常勤講師
虎井まさ衛[トライマサエ]
1963年東京生まれ。作家。「オフィス然nature」代表。「FTM 日本」主宰。著述、講演、東京都人権啓発ビデオ(東映製作)への出演、「3年B組金八先生」第6シリーズへの協力、企画講演の実施など、性同一性障害に関する啓発活動を精力的に続けて20年以上になる
上川あや[カミカワアヤ]
世田谷区議会議員。2003年4月、日本で初めて性同一性障害を公表の上、世田谷区議会議員選挙に立候補し当選。2007年4月、再選。2000年から、勉強会や交流会、シンポジウム開催など、性同一性障害を持つ人々の自助・支援活動に携わる。現在では性の問題に限らず、多様な社会的少数者の環境改善に関心を寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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