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出版社内容情報
【オールカラー版】『小学一年生』100年の現代史!ピッカピカの学年誌秘話。21世紀の今も読み継がれる小学館の『小学一年生』。敗戦に向かう20年と戦後80年を、図版370余点に導かれながら〈元編集長〉が語り尽くす!
【目次】
はじめに
第一章 近代の子ども雑誌と学年別学習雑誌の誕生
子ども雑誌は文明開化とともに始まる
日清戦争と子ども雑誌の変容
大正デモクラシー下での子ども雑誌創刊ブーム
小学館創立と学年別学習雑誌の創刊
『小学五年生』『小学六年生』の創刊号から
第二章 関東大震災から円本ブームと子ども雑誌
学年誌系列化の契機は関東大震災だった
『セウガク一年生』創刊号から
競合誌の相次ぐ創刊と集英社の創業
円本ブームと子どもの本
第三章 戦争に向かって言論統制が強化されていく
満州事変から変わりゆく誌面
小学館創業10周年・日本偉人崇拝投票
盧溝橋事件から日中全面戦争へ
国家総動員令と子どもの本の国家統制
猛威を振るう軍部の圧力
第四章 戦時下の雑誌統廃合と少国民の錬成
国民学校令から太平洋戦争へ
雑誌統廃合で戦時一色に
少国民文化協会と少国民の錬成
幼児誌までも戦争賛美
日本ヨイ国、神ノ国
第五章 敗戦と占領下の子ども雑誌
占領下の雑誌刊行
インフレと用紙不足の中で低学年誌を復刊
全学年復刊に立ちはだかる類似誌との争い
子ども雑誌の創刊ブームの中で
第六章 戦後復興期に競合する学年誌
躍進する『小学一年生』、マンガ時代に向かう
講談社との熾烈な学年誌競争
神武景気からテレビ時代に向かって―少年週刊誌の誕生
第七章 高度経済成長期の大躍進
テレビアニメの登場?東京オリンピック・オバQブーム
小学館に入社、『小学一年生』編集部へ
新米編集者が手塚マンガ担当に
七〇年大阪万博とドラえもん誕生秘話
怪獣人気に便乗して学習マンガ増刊を企画
第八章 学年誌の黄金時代を迎えて
三人に二人が『小学一年生』、学年誌が最高部数達成
怪獣記事の批判に抗して!
『学習』『科学』に対抗して学習性を強化
CM「ピッカピカの一年生」と「ドラえもん」ブーム
編集長として苦難のスタート
付録の魅力が雑誌の決め手に!
第九章 バブル期の企業コラボとメディアミックスの成果
『小学一
内容説明
ピッカピカの学年誌秘話。21世紀の今も読み継がれる小学館の『小学一年生』。敗戦に向かう20年と戦後80年を図版370余点で〈元編集長〉が語り尽くす!
目次
第一章 近代の子ども雑誌と学年別学習雑誌の誕生
第二章 関東大震災からの円本ブームと子ども雑誌
第三章 戦争に向かって言論統制が強化されていく
第四章 戦時下の雑誌統廃合と少国民の錬成
第五章 敗戦と占領下の子ども雑誌
第六章 戦後復興期に競合する学年誌
第七章 高度経済成長期の大躍進
第八章 学年誌の黄金時代を迎えて
第九章 バブル期の企業コラボとメディアミックスの成果
第十章 二一世紀、東日本大震災とコロナ禍を超えて
著者等紹介
野上暁[ノガミアキラ]
日本ペンクラブ副会長・評論家。本名・上野明雄。1943年、東京に生まれ疎開先の長野県飯山市で少年時代を過ごす。中央大学を卒業後、小学館に勤務し『小学一年生』編集長、児童図書、一般書籍担当部長を経て、取締役、小学館クリエイティブ代表取締役社長、白百合女子大学児童文化学科、東京成徳大学子ども学部非常勤講師、東京純心大学こども学科客員教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



