内容説明
男の愛撫に応えていた女の指がピアノの鍵盤を這っていた。弾ける水、激流を下る水、日溜まりに滴り落ちる水。全裸で奏でられるラヴェルの「水の戯れ」は破滅への旋律なのか―。心を病んだピアニストとリハビリ中のプロ野球選手の至高の愛。恋愛小説の第一人者の記念碑的作品。島清恋愛文学賞受賞作。
著者等紹介
藤田宜永[フジタヨシナガ]
昭和25(1950)年、福井県に生まれる。早稲田大学中退。48年、パリに渡り、エールフランスに勤務。55年に帰国後、エッセイを執筆。61年、「野望のラビリンス」で小説デビュー。平成7年、「鋼鉄の騎士」で第48回日本推理作家協会賞、同年、「巴里からの遺言」で日本冒険小説協会最優秀短篇賞を受賞。その後「樹下の想い」で恋愛小説に新境地を拓き、平成11年「求愛」で第6回島清恋愛文学賞を受賞、平成13年「愛の領分」で第125回直木賞を受賞する
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