出版社内容情報
近世の江戸時代は人間と自然は平等で、同じ時空でともに生きる存在だった。その江戸の人びとの生活、理念で現代を検証すれば、近代化がもたらした人間の傲慢さが明確に浮かび上がってくるに違いない。いやそれは現代だけでなく、これからの未来についてもどのように生きるべきかのヒントを与えてくれるはずである。環境問題に長年に渡って取り組んできた著者による江戸文明こそがこれからの日本の進むべき道を探る最良の指針となるという思いが凝縮されている。
【目次】
目次:
まえがき
第一章 江戸の精神・暮らし・世相・事件
第二章 地球史、そして江戸小氷期
第三章 地球サミット
第四章 江戸の環境問題、現代の環境問題
第五章 近代を作ったもの、近代が滅ぼしたもの
第六章 記録者・表現者・そして古文書を守った人びと
第七章 美しいモノ、美しい人
第八章 検証・江戸文明
あとがき
内容説明
人びとが輪郭正しく生きた江戸の生活とその文明に光を当て、現代文明の歪みの中「人類が進もうとしているこの道に未来はあるのか」を考える。
目次
第一章 江戸の精神・暮らし・世相・事件
第二章 地球史、そして江戸小氷期
第三章 地球サミット
第四章 江戸の環境問題、現代の環境問題
第五章 近代をつくったもの、近代が滅ぼしたもの
第六章 記録者・表現者・そして古文書を守った人びと
第七章 美しいモノ、美しい人
第八章 検証・江戸文明
著者等紹介
伊藤章治[イトウショウジ]
1940年(昭和15)、旧満洲(現・中国東北部)生まれ。1964年、名古屋大学法学部卒。同年、中日新聞社(東京新聞)に入社、四日市支局、社会部記者、バンコク支局長、東京本社文化部長などを経て、1998年、編集委員兼論説委員。2001年から2010年まで桜美林大学教授(環境史)。現在、同大名誉教授。現在、「古文書一九会」、「火曜古文書会」、「横浜古文書を読む会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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