出版社内容情報
第二次大戦下の緊迫した空気を孕みながら繰り広げられるスリルと謎とサスペンス。かつて一世を風靡した人気女流作家M・R・ラインハートによる傑作短編集を完訳!
【目次】
男なら誰しも
無類の釣り好き
クローゼットの中のヒント
灯火管制
肖像画
イザベルの不在証明
ミセス・エアーズの一時的な死
執事のクリスマス・イブ
口紅
訳者あとがき
内容説明
第二次大戦下の緊迫した空気を孕みながら繰り広げられるスリルと謎とサスペンス。かつて一世を風靡した人気女流作家M・R・ラインハートによる傑作短編集を完訳!
著者等紹介
ラインハート,M.R.[ラインハート,M.R.] [Rinehart,M.R.]
本名メアリー・ロバーツ・ラインハート。1876年、アメリカ、ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。株式市場不況の影響で生活が苦しくなり、家計を助けるため1903年頃から短編小説を書き始める。迫りくる恐怖を読者に予感させるサスペンスの技法には定評があり、〈HIBK(もしも知ってさえいたら)〉派の創始者とも称された。晩年まで創作意欲は衰えず、“The Swimming Pool”(1952)はベストセラーとなり、短編集The Frightened Wife(53)でアメリカ探偵作家クラブ特別賞を受賞した。1958年死去
菱山美穂[ヒシヤマミホ]
英米文学翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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