出版社内容情報
ジュール・ミシュレ[ジュール ミシュレ]
著・文・その他
桐村泰次[キリムラ ヤスジ]
翻訳
内容説明
八次にわたったユグノー戦争!血みどろの戦いがくり返されるなか、人間の精神的自由は一歩一歩勝ち取られていった。「信教の自由」は茨の道を踏み越えて。
目次
アンリ二世と宮廷内の確執(一五四七年)
ジャルナックの不意討ち(一五四七年七月十日)
ディアーヌとカトリーヌ、ギュイーズ一族(一五四七~一五五九年)
スペインの策略
殉教者たち
殉教者たちの学校
ギュイーズ一族の政略(一五四八~一五五二年)
メアリー・チューダーとフェリペ(一五二二~一五五八年)
アンリ二世の死(一五五八~一五五九年)
少年王フランソワ二世(一五五九~一五六〇年)
フランソワ二世の死とギュイーズの失速(一五六〇年)
シャルル九世の即位とオルレアン三部会(一五六一年)
ギュイーズの対独工作(一五六二年)
ヴァッシーの虐殺事件(一五六二年)
第一次ユグノー戦争(一五六二~一五六三年)束の間の平和(一五六三~一五六四年)
第二次ユグノー戦争(一五六四~一五六七年)
信教自由の獲得(一五六八~一五七〇年)
フェリペ二世対シャルル九世(一五七〇~一五七二年)聖バルテミー事件(一五七二年)の動機
王妹マルグリットとナヴァール王の結婚(一五七二年八月)
コリニー、撃たれて負傷(一五七二年八月二十二~二十三日)
コリニーの死とルーヴルの動き(一五七二年八月二十二~二十六日)
パリは虐殺にどう関わったか(一五七二年八月)
事件の余韻(一五七二年八~十月)
著者等紹介
ミシュレ,ジュール[ミシュレ,ジュール] [Michelet,Jules]
フランス革命末期の1798年8月にパリで生まれ、父親の印刷業を手伝いながら、まだ中世の面影を色濃く残すパリで育ち勉学に励んだ。1827年、高等師範の歴史学教授。1831年、国立古文書館の部長、1838年からコレージュ・ド・フランス教授。復古王制やナポレオン三世の帝政下、抑圧を受けながら人民を主役とする立場を貫いた。1874年2月没
桐村泰次[キリムラヤスジ]
1938年、京都府福知山市生まれ。1960年、東京大学文学部卒(社会学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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