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出版社内容情報
四つの刑務所を脱獄した白鳥由栄の手口は、神業といわれた。そして、その根底には、非人間的な看守がいると報復で脱走するという思想があった。漫画『ゴールデンカムイ』の白石由竹のモデルとなった脱獄王の数奇な生涯を、本人の証言を元に探る。
内容説明
これが脱獄の美学だ!強盗殺人の罪で投獄された男は、青森・秋田・網走・札幌の各刑務所から脱獄した。神業ともいわれたその手口。そして、いい看守には従い、非人間的な看守がいれば報復で脱走するという思想。漫画『ゴールデンカムイ』で白石由竹のモデルとなった脱獄王・白鳥由栄の数奇な生涯を、本人の証言を元に探る。
目次
府中刑務所出所
白鳥との出合い
事件を追って
青森脱獄
秋田脱獄
網走脱獄
札幌脱獄
東京へ護送
府中在監
人間・白鳥
出所後の白鳥
補遺1 「西柵丹事件」死刑囚と邂逅した白鳥由栄
補遺2 脱獄に関する考察
著者等紹介
斎藤充功[サイトウミチノリ]
1941年東京市生まれ。ノンフィクション作家。東北大学工学部中退。現在も現役で取材現場を飛び回っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。