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出版社内容情報
母と娘だからこそ起こる、すれ違い、わだかまり、そしてゆがみ。でも、わたしは信じたい。悲しみ、傷つき、ぼろぼろになった二本の線が、やがて一筋の光のように重なる瞬間がくることを。親子の崩壊と再生を描くノンフィクション!
内容説明
母と娘だからこそ起こる、すれ違い、わだかまり、そしてゆがみ。でも、わたしは信じたい。悲しみ、傷つき、ぼろぼろになった二本の線がやがて一筋の光のように重なる瞬間がくることを。親子の崩壊と再生を描くノンフィクション!
目次
第1章 いらない子―孤族という家族(自殺というくせ;それでも不幸ではない時 ほか)
第2章 うさぎのお口―障がいという遺産(口唇口蓋裂の二人;お芝居の終わりと始まり ほか)
第3章 本物じゃない家族―ふつうになりたくて(泣けない子ども;裏切りに心を閉ざして ほか)
第4章 あるがままを抱きしめて―かけちがった母娘(さがしても、さがしても;守りたい ほか)
第5章 母を捨てに―いびつな綱渡り(決別;たとえ、母が死んだとしても ほか)
著者等紹介
咲セリ[サキセリ]
1979年生まれ。思春期の頃から自傷、自殺念慮、依存に苦しみ、強迫性障害、境界性パーソナリティ障害、双極性障害などを抱える。2004年、不治の病を抱える猫と出会い、「命は生きているだけで愛おしい」というメッセージを受け取る。以来、在宅WEBデザインの仕事をする傍ら、NHK福祉番組に出演したり、全国で講演活動などをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はね
5
ボーダーに関するこの方の本を読んだことがある。ボーダーは子供の頃に充分な母の愛を得られなかったことが原因の一つらしいが、この本にはたっぷり過ぎるほどの愛情をそそいでもわかってくれなかった娘がいた。結局どんなに愛を与えられてももっともっと愛してと餓え、自分が一番愛されているといつも実感していなければ不安に潰される病気になってしまったということ。病気が過去の記憶を元に一番近い母を敵に見立てているように見える。2022/09/04
大福
0
102冊目、読了。 ネグレクトや虐待が目立つけど、 普通そうに見えて、実は気を使っている家族に焦点があたっている。 同性だからこそ、分かり会えること、違えることがある。 名前を変えてるけど、これ娘目線で、こっちは母親目線だよね。って分かるから、何となくフィクションっぽく見えてしまったかな。2022/05/21




