内容説明
世紀末閉塞社会の女性心理を描いた近代リアリズム演劇の白眉!あるいは、『人形の家』のパロディか!?詳細な注釈をつけて新たに訳されたイプセンの傑作。
著者等紹介
毛利三彌[モウリミツヤ]
成城大学名誉教授(演劇学)。文学博士、ノルウェー学士院会員、元日本演劇学会会長。主著書『イプセンのリアリズム』(日本演劇学会河竹賞)、主訳書『イプセン戯曲選集―現代劇全作品』(湯浅芳子賞)など。主な演出、イプセン現代劇連続上演演出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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べ
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予想外におもしろい 飛躍がないから読みやすい ヘッダがいい2024/06/11
Jessica
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シェイクスピア以後、世界でもっとも上映されたノルウェーの劇作家イプセン。とはいってもそれは50数年前のもとらしく、彼についての話は祖父母としか合いませんでした。 読んだ時に頭に過ったのはもちろんボヴァリー夫人です。当時はセンセーショナルだった女性像は今ではしばしば見かけるものに。本番ノルウェーではバレエ団によって上映されているよう。観たいなあ!2022/02/11
悸村成一
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読了83冊め。図書館本。2021/10/08