出版社内容情報
【創作篇】
炎の結晶
葬炎賦
女探偵 白川エミの事件簿
第一話 密室のショパン
第二話 黄金の小指
第三話 消えた原稿
第四話 運ばれた死体
第五話 仮面の殺意
第六話 ロード
第七話 キャップ
第八話 チェンジ
第九話 あうん
第十話 分身
第十一話 死角
第十二話 消える密室
【評論・随筆篇】
探偵小説・夢・ぼく
幻影城・影の会の思い出(書下ろしエッセイ)
解題 横井司
内容説明
喜寿を迎えた今なお創作意欲が旺盛な『幻影城』出身作家、霜月信二郎が作り出す華麗なる推理の迷宮。デビュー作「炎の結晶」から新作「消えた密室」まで全14作の創作を納め、自身の探偵小説観を綴った評論「探偵小説・夢・ぼく」を併録した初の単行本。巻末には最新の書下ろしエッセイ「幻影城・影の会の思い出」を収録!
目次
創作篇(炎の結晶;葬炎賦;女探偵白川エミの事件簿)
評論・随筆篇(探偵小説・夢・ぼく;幻影城・影の会の思い出)
著者等紹介
霜月信二郎[シモツキシンジロウ]
1944年、愛知県名古屋市生まれ。1977年、第2回幻影城新人賞小説部門へ投じた「炎の結晶」で作家デビュー。79年に初の長編作品「六方晶系の女」を書き上げて第25回江戸川乱歩賞へ応募するが惜しくも受賞を逃し、創作を中断する。2019年より文筆活動を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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