出版社内容情報
本書はイメージの持ちにくい信号処理に対し、著者自作による詳細なカラー図面のビジュアルを駆使して工夫をこらした、初学者向け解説書の決定版です。信号処理についてほぼすべての領域をカバーしています。また、数式の変形過程を省略せず詳しく示しているので、自力でトレースしやすいでしょう。例題もたくさん掲載しており、独習においても実力をつけるのにもってこいです。
具体的に本書の特徴を整理すると、以下の3点になります。
(1)アナログ信号処理とディジタル信号処理の関係性を明らかにする
(2)振動を回転に拡張し、3次元空間から俯瞰したカラー画像で表す
(3)複素関数の観点から整理し、幾何学的な構造・イメージを提示する
ご興味をもたれた方はぜひ紙面でこれら特徴をご確認ください!
内容説明
イメージの持ちにくい信号処理に対し、著者の手による詳細なカラー図面を駆使した、初学者向け解説書の決定版!信号処理についてほぼすべての領域をカバー。また、数式の変形過程を省略せず詳しく示しているので、自力でトレースしやすいでしょう。例題もたくさん掲載、独習におすすめです。
目次
第1章 信号処理とは
第2章 複素関数の不思議な性質
第3章 フーリエ級数展開
第4章 フーリエ変換
第5章 サンプリング(標本化)
第6章 離散フーリエ変換(DFT)
第7章 高速フーリエ変換(FFT)
第8章 窓関数(ウインドウ)
第9章 線形システム
第10章 ラプラス変換
第11章 z変換
第12章 ディジタルフィルタ
著者等紹介
井澤裕司[イザワユウジ]
1951年愛知県名古屋市生まれ。1978年同大学院工学系研究科修士課程修了。同年(株)日立製作所に入社し、中央研究所で画像関連の研究・開発業務に従事する。1993年信州大学工学部に移籍し、論理回路やディジタル信号処理等の授業を担当しながら、画像を中心とする信号処理の基礎・応用に関する研究業務に携わる。2017年定年退職し、現在に至る。博士(工学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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