内容説明
被爆後75年、平和への願いだけでは世界は変わらない。核廃絶へ向け、被爆地や運動体が具体案を示し、政府に政策転換を迫る力を持つことを提言し続けた土山秀夫晩年のことば。
目次
1 誰が真の専門家たり得るのか(2010‐2012)(核兵器国をどう説得するか;警察官か自警団員か;民主党は非核の原点を忘れるな ほか)
2 核兵器の非人道性と安全保障(2013‐2014)(遠ざけられる拉致問題;二重基準を持つナショナリスト;改憲云々を言う前に;若者を再び戦場に送るな ほか)
3 誰にでもできる政治参加へ(2015‐2017)(この道はいつか来た道;過去に向き合う真の勇気;歴史の教え方を変えてはどうか ほか)
4 論考 岐路に立つ原子力の平和利用
5 講演 憲法改定は日本に何をもたらすか
著者等紹介
土山秀夫[ツチヤマヒデオ]
医師。平和活動家。1925年長崎市生まれ。長崎医科大学(現長崎大学医学部)卒業。医学博士。長崎大学元学長。長崎大学名誉教授。日本学術会議「平和問題研究連絡委員会」委員、「世界平和アピール七人委員会」委員、長崎平和宣言文起草委員、「核軍縮:日本の成績表」評価委員などをつとめる。長崎市名誉市民。2017年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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