内容説明
半世紀あまり前、東京大学に演劇研究を志す学生たちによるギリシア悲劇研究会、通称“ギリ研”が発足した。当時の会員らによる講演・座談、さらには丹念に収集した資料により、13年にわたるユニークな活動の全容を初めて明らかにする。
目次
ギリシア悲劇研究会の歩み
第1部 講演(古代ギリシア―遙かな呼び声にひかれて;“ギリ研”から映画へ―監督業の半生;古代の叫びと近代の沈黙)
第2部 座談会・ギリシア悲劇研究会の思い出(ギリシア悲劇研究会の始まり;第一回公演『オイディプース王』に向けて;ギリ研第二世代のかかわり ほか)
資料編(東京大学ギリシャ悲劇研究会公演一覧;公演スタッフ・キャスト・劇場;公演パンフレット等 ほか)
著者等紹介
毛利三彌[モウリミツヤ]
東京大学文学部卒業、カリフォルニア大学LA校演劇学科大学院MA修了。成城大学名誉教授。文学博士、ノルウェー学士院会員
細井敦子[ホソイアツコ]
東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修了。成蹊大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 孟夏の太陽 文春文庫