内容説明
家族型文化が中国人を生み出した。古典文献から現代まで、中国人の思考の原点をみごとなまでに抽出し、分析する!これまでにない斬新で、大胆な中国人論。
目次
第1章 「鎌倉幕府時代」と「宋王朝」は日中文化の分岐点(武士と文人;封建と集権 ほか)
第2章 会社と家庭(日本社会は「契約重視で会社のようだ」;中国社会は「血縁重視で家族のようだ」 ほか)
第3章 会社型社会の光と影(集団と個人;横暴老人は会社型社会の特産? ほか)
第4章 家族型社会の特質(官と民;公と私 ほか)
第5章 悪の文化(「二頭の虎」;死に方は同じだが本質は異なる ほか)
著者等紹介
趙方任[チョウホウジン]
1970年中国吉林省生まれ。北京大学中国文学科卒業。新聞記者、編集者を経て来日。東京学芸大学、東京都立大学人文科学研究科中国文学専攻修了。文学博士。現在は大妻女子大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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