内容説明
これまであまり着目されてこなかった韓日をつなぐ、韓国の「延烏郎・細烏女説話」と日本の「天日矛渡来説話」を詳細に比較し、「太陽の神」「空の神」の本質に迫る未踏の研究書!
目次
第1章 天神(天空神)と日神(太陽神)―M.エリアーデによる分析
第2章 古代韓国の建国・王権神話に見る天神と日神
第3章 古代日本の建国神話に見る天神と日神
第4章 古代日本の民俗信仰における天神と日神
第5章 古代新羅の延烏郎・細烏女伝説と古代日本の天日矛伝説
第6章 日神的天神の源流―モンゴル系、ツングース系、トルコ系民族におけるテングリ(天神)信仰
著者等紹介
延恩株[ヨンウンジュ]
韓国ソウル特別市生まれ。桜美林大学大学院博士後期課程修了。学術博士。専攻は国際文化学、環太平洋地域文化、日韓比較文化、韓国語教育。2003年、桜美林大学、和泉短期大学非常勤講師を経て、2009年から桜美林大学専任講師。2013年、大妻女子大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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