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内容説明
島田一男、星新一、松本清張、山村正夫たち著名作家との交流。大ヒットドラマ「事件記者」の裏話。知られざるドラマ史の系譜を繙いた推理&SFドラマ年代記!
目次
第1章 ミステリードラマとの遭遇 昭和28年~昭和33年頃(誤解と偶然;探偵ドラマとの出会い ほか)
第2章 本邦推理ドラマ事情 大正14年~昭和30年頃(探偵小説時代;炭坑の中にはじまる ほか)
第3章 わが心のミステリードラマ 昭和33年~昭和36年頃(ミステリーがやって来る;推理ドラマを推理する ほか)
第4章 ミステリードラマはラジオがよく似合う 昭和37年~昭和46年頃(ラジオドラマが待っていた;第五氷河期 ほか)
第5章 名探偵は生きていた 昭和47年~昭和60年(名探偵は甦えるか;太陽にほえろ ほか)
著者等紹介
川野京輔[カワノキョウスケ]
1931年、広島県生まれ。本名・上野友夫。53年より『千一夜』や『風俗草紙』へ短編の投稿を始め、同年末には『別冊宝石』の懸賞に本名で応募した「復讐」が入選し、事実上の作家デビューとなる。中央大学法学部法科卒業後、54年にNHKへ入局。広島中央放送局放送部、松江放送局放送部を転任した後、60年に東京勤務となり芸能局へ配属される。91年にNHKを定年退職。広島中央放送局在職中に広島中央局長賞受賞。日本推理作家協会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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engidaruma2006
4
題名を見て、60年間の推理SFドラマの評論集かと思ったら、全く違った。推理小説作家でありNHKのディレクターでもあった著者が、今までに歩んだ軌跡と関わった推理SFドラマを、時系列に沿って綴った物だった。著者に興味がある人なら年代記として読めて面白いのかも知れないが、そうじゃない人には若干キツい内容。せめてドラマの感想とか出演者のエピソードとか、ディレクターだからこそ知る裏話でも書いてあればなあ。真面目な一冊故につまらない。水清ければ魚住まず、的な本だった。2019/07/10