出版社内容情報
中学一年生の風雅は、骨董店を営む両親が失踪して以来、一人で暮らしている。けれど父親がくれたペンダントから、超美形だけど不機嫌な青年姿の精霊シャナイアを呼び出してしまい、一緒に暮らすことになり……!?
内容説明
中学一年生の風雅は、骨董店を営む両親が失踪し、一人で暮らしている。ある日見つけたのは、父親がくれたペンダント。精霊が宿るそれは、一生に一度だけ、願いを叶えてくれるという。まさかと思ったのに、風雅は精霊の呼び出しに成功。シャナイアと名乗る、美形だけど不機嫌な青年に、「願いを言え」と上から目線で聞かれ、思わず「僕の兄さんになって！」と願ってしまい…。お兄さんはイケメン精霊！？傑作ファンタジー開幕！
著者等紹介
あんびるやすこ［アンビルヤスコ］
群馬県出身。東海大学文学部卒業。アニメーション制作会社等を経て、絵本・児童書の創作を始める。人気作を多く持ち、現在も精力的に執筆を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
57
《購入》シリーズ一作目。ファンタジーが読みたくて手にした一冊。両親失踪の謎が気になる。2015/10/19
BlueBerry
35
普通なあやかし物。感動とかワクワク感はないですが「しゃばけ」の短編みたいな感じで気楽に読むなら良いと思います。2013/12/23
seraphim
26
図書館の返却本で発見。骨董屋を営む両親の突然の失踪で、ひとりぼっちになった中1の風雅。不安に過ごす彼は、父からもらったお守りのペンダントのつくも神を呼び出すことに成功して・・・。児童室ではお馴染みの、あんびるやすこさん。はずかしながら初読。舞台はアンティークショップ。そしてつくも神。このキーワードに惹かれた。冒頭から思っていたよりファンタジーテイストが強い。つくも神(器物の精霊)はみんな超美形だし、女子が好きそうなお話。対象年齢が低いからか、ちょっと表現に物足りない部分もあるが、この雰囲気は好みだった。2014/08/19
七色一味
25
読破。『なんでも魔女商会』シリーズの作者さんの、新？シリーズ。が、まぁ、早い話が付喪神系です。対象年齢の設定が低い（と思われる）せいか、ストレート過ぎるきらいがあります。もう少し捻りを効かせたほうがいいような気もしますが…。今後の展開に期待しましょう…。2013/08/22
ダージリン
25
とても好みなモチーフです♪ 出てきた精霊に「お兄さんになって！」とか（笑）。アンティーク絡みの出来事も面白いですね。つくも神好き～。2013/08/25
