内容説明
10名の社会科学者が、「右傾化プロセス・憲法原理・被ばくと人権・沖縄米軍基地・ジャーナリズム・選挙制度・福祉国家の変容・雇用関係・地域自治・知識人」を軸とした問題の解明に迫る!
目次
第1章 憲法原理の危機と英知
第2章 放射線被ばくと人権、そして、脱被ばくへ
第3章 国策のあり方を問う沖縄米軍基地の現状―民意が無視される政治の危機的状況
第4章 国家に馴致されないメディアの必要―ジャーナリズムに地域主義を
第5章 政党政治の危機と選挙制度の課題―政治外交史から「災後」のデモクラシー共同体を考える
第6章 福祉国家の変容と福祉ガバナンスの可能性
第7章 資本主義の選択と雇用のポートフォリオ
第8章 市民参加と地域自治のゆくえ―人口減少時代の地方自治
第9章 危機の時代における社会科学者の良心―カジノ議論を通じて思う「知識人」のありかた
著者等紹介
照屋寛之[テルヤヒロユキ]
1952年、沖縄県具志川市(現うるま市)生まれ。日本大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。沖縄国際大学法学部教授
萩野寛雄[ハギノヒロオ]
1970年、東京都生まれ。2004年早稲田大学大学院政治学研究科博士課程卒業、博士(政治学)。大阪商業大学講師、東北福祉大学助教授を経て、東北福祉大学総合福祉学部福祉行政学科教授
中野晃一[ナカノコウイチ]
1970年、東京都生まれ。プリンストン大学にてPh.D.(政治学)取得。上智大学国際教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。