内容説明
名探偵ホック氏の事件簿、ここに一挙集成!宿敵と共に滝壺へ消えたシャーロック・ホームズが華麗なる復活を遂げるまでの『大空白時代』をテーマに描かれた名探偵の知られざる冒険。「ホック氏の異郷の冒険」(第37回日本推理作家協会長編部門受賞)の外伝にあたる書下ろし最新作「宙に光る顔」をボーナストラックとして収録。
著者等紹介
加納一朗[カノウイチロウ]
1928年、東京生まれ。当時の満州国大連で育ち、帰国後、二松學舎専門学校国文科を卒業。教育委員会勤務や編集者を経て、60年に『宝石』へ投じた「錆びついた機械」が掲載されて作家デビュー。推理小説のほか、ジュブナイル、SF、時代小説まで幅広い分野で執筆活動を展開し、また、アニメ業界でも脚本家や作詞家として活躍した。84年に探偵作家クラブへ入会して書記局担当となり、同年、「ホック氏の異郷の冒険」で第37回日本推理作家協会賞長編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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