西部邁―「非行保守」の思想家

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西部邁―「非行保守」の思想家

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  • サイズ 46判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846016142
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

内容説明

保守思想家・西部邁の1960年代の「学生運動」から、2013年の「自殺」に至る、その思想の核が“非行としての保守”にあったと洞察した著者は、数々の文献に当たり、インタビューを重ね“西部邁の全体像”に迫る!西部邁の素顔はエピソードの中にある。

目次

第1章 エピソードの中の西部邁(「朝まで生テレビ」という文化現象;小田実vs西部邁 ほか)
第2章 近代経済学批判から大衆社会批判へ(ソシオ・エコノミクス―「沈黙」の終わり;両義性の人・ケインズへの愛憎 ほか)
第3章 アメリカ・北海道・女性(湾岸戦争―アメリカに託した最後の夢;ジャンキーたちへの共感―アメリカと北海道 ほか)
第4章 ニヒリズム・死生観・自死(「非行」としての保守;「不良少年U君」の自死 ほか)

著者等紹介

渡辺望[ワタナベノゾム]
1972年群馬県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふみあき

36
西部邁と言えば(特に晩年において)大衆蔑視と反米主義をもっぱらとする評論家、といったイメージだが、著者によると、それは60年安保闘争で挫かれた若き日の熱誠を、保守思想に無理やり接ぎ木しようとした結果だということで、なんとなく納得してしまった。西部というのは根本的に左翼の人だったのだろう。副題の「非行保守」というのは小浜逸郎が西部を評した言葉らしいが、その小浜も先月末、膀胱がんで亡くなっている。彼も晩年は陰謀論めいた、おかしな言動が目立ったが、70歳を過ぎると、どんな才人でも知性の衰えは避けがたいようだ。2023/04/19

Hisao Chugun

0
途中ではとても違和感があった。西部邁が、「移民国家(移民共同体)」として出身地である北海道とアメリカを等値させることに対し、縄文の昔まで遡り、北海道には倭人が住んでいた、アイヌ人は11世紀にオホーツクから渡来したのだから北海道はアイヌ人のものだという西部は間違っていると、といわれてしまうと、こんなことで西部に反論した気になっているのか、と残念に思ってしまった。 にもかかわらず、最終的な結論部分は強く共感してしまう閉め方だった。西部邁という人の多様な顔をもつ思想が、彼に対するさまざまな味方を生むのだろう。2022/03/23

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