感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
11
偉人の功績は忘れられがち?2023/06/16
mhsr
8
今回は二部構成。第一部は帝国との攻防が描かれ、第二部ではミュールという本格的な危機が訪れる。そして問題は次巻に持ち越し。どうもあまりSFを読んでいる気がしないのは、SF的ガジェットを用いながらも、描かれるのはリアルな人間の争いだからだろう。訳については創元が特別良いとも思わないので、ハヤカワに戻ることにする。2017/06/15
鐵太郎
6
最初に読んだときの印象は、歴史絵巻とはこんな面白い権謀術策で良いものなのか、でした。歴史とは、もっと小難しいものだと思っていたのです。 ああ、単なるSF活劇だからこんなものでいいのか、と解釈したものです。 歴史とは人と人が作り上げるもので、権謀術策と偶然と運に左右される連鎖なのだ、と思うまで、いったいどのくらいかかっただろう。2006/06/06
はる
5
計算がずれてきた。 【突然変異体】が出てくるので、1巻とは大分趣が違ってくる。そして、短編が基本だった1巻と違って一話が長い! 1巻が好きでも2巻も好きになれるかどうかは分からない。それでも無駄がないし構成としてよくできている。すごい。 はじめて物語の本筋に女性が出てくる。女性をどのように扱うのかというのはやはり避けては通れない問題。2017/07/04
黒い森会長
4
2部構成。1部は、第1銀河帝国との戦い。2部は、セルダン計画にないミュータントとの戦い。そして、ミュータントに対抗するためには、第2ファウンデーションの存在がクローズアップされる。次巻の第2ファウンデーションを巡る物語へ続く。40年ぶりに再読。2018/07/05