内容説明
大著『フランス史』中世編の全訳。緻密な資料検証の積み重ねでアナール学派の源流となるとともに、ヴィクトル・ユゴーやバルザックを思わせる筆力で中世フランスをあざやかに蘇らせる。ガリア時代から西暦一〇〇〇年まで。
目次
第1部 ケルト人・イベリア人・ローマ人(ケルト人とイベリア人;カエサルによる征服の前後;ローマ帝政下のガリア ほか)
第2部 ゲルマン人(民族移動からメロヴィング王朝まで;カルロヴィング家の人々(七~十世紀)
カルロヴィング帝国の解体)
第3部 フランスの容貌(タブロー・ド・ラ・フランス)(ブルターニュ;アンジュー地方からポワトゥーへ;リムーザン ほか)
著者等紹介
ミシュレ,ジュール[ミシュレ,ジュール] [Michelet,Jules]
フランス革命末期の1798年8月にパリで生まれ、父親の印刷業を手伝いながら、まだ中世の面影を色濃く残すパリで育ち勉学に励んだ。1827年、高等師範の歴史学教授。1831年、国立古文書館の部長、1838年からコレージュ・ド・フランス教授。復古的王制やナポレオン三世の帝政下、抑圧を受けながら人民を主役とする立場を貫いた。1874年2月没
桐村泰次[キリムラヤスジ]
1938年、京都府福知山市生まれ。1960年、東京大学文学部卒(社会学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- まさかさかさま