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内容説明
カジノとマフィアの社会学。ラスベガスのパイオニアともいえるバグジー・シーゲル、彼を陰から支えていたM.ランスキー、その2人を配下に暗躍していたラッキー・ルチアーノ。旧知の仲である3人のマフィアの生涯をたどり、カジノ一大都市ラスベガスの実態に迫る!
目次
第1章 ラスベガスのパイオニア(フラミンゴ・ホテル;刎頸の友 ほか)
第2章 禁酒法の廃止(禁酒法の不人気;犯罪シンジケートの誕生 ほか)
第3章 ラスベガスの誕生(待望のラスベガスへ;ラスベガス小史 ほか)
第4章 フラミンゴ・ホテルの完成と悲劇(待望のホテル建設に着手;ホテルのオープンと挫折 ほか)
第5章 ますます繁栄するラスベガス(ハワード・ヒューズの登場;ヒューズの失脚 ほか)
著者等紹介
烏賀陽正弘[ウガヤマサヒロ]
京都大学法学部卒業。幼少期をニューヨークと中国で過ごす。東レ(株)に入社後、国際ビジネス業務に従事して広く活躍し、そのために訪問した国は100カ国超にのぼる。海外より帰任後、同社マーケティング開発室長として独立し、現在、国際ビジネス・コーディネーター、著述家、翻訳家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もちお
3
記載がわかりやすく、すっと頭に入った。シーゲル、ルチアーノ、そしてランスキー。この3人によって、ラスベガスは創造され、今もマフィアがその利権を握っている。 読みながら新婚旅行で行ったラスベガスの賑やかさを思い出しました。2020/11/18
ブライアンズアワー
0
世界中のギャンブラーの憧れラスベガスがいかにして成り立ったかがよくわかる。そこには禁酒法時代に伸張したマフィアたちの暗躍があった。第一次大戦、ユダヤ迫害、フーバーダム建設など歴史的背景が密接に絡み合って、ショービジネスの都の礎となった。シーゲル、ランスキー、ルチアーノ、男たちの物語としても面白く読める一冊2017/04/27