内容説明
『北朝鮮危機の歴史的構造1945‐2000』を世に問うた著者が、その後、15年間に亘る北朝鮮の軍事・経済・政治の推移を豊富な資料によって跡づけ、金日成/正日/正恩体制の本質に迫る!
目次
序論
第1部 二人の金(金日成の闘争;金日成の社会主義国家建設;苦闘する金正日)
第2部 「第二の危機」(ブッシュ政権と「第二の危機」の勃発;北朝鮮の核活動再開と米朝対立の激化;六ヵ国協議の発進―対立と反目;「共同声明」―見せ掛けの合意;暴走する金正日;譲歩するブッシュ;六ヵ国協議―迷走から酩酊へ;金正日とオバマ;金正日時代の黄昏;金正日の死と金正恩の権力継承;張成沢粛清事件)
結論―回顧と展望
著者等紹介
斎藤直樹[サイトウナオキ]
1977年3月、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1979年3月、慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。1987年7月、マイアミ大学国際学大学院博士課程(the Graduate School of International Studies,the University of Miami)修了。国際学博士号(Ph.D.in International Studies)取得。現在:山梨県立大学教授、慶應義塾大学兼任講師、神田外国語大学兼任講師、日本国際フォーラム上席研究員、同フォーラム政策委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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