内容説明
大震災前後の出版界。数字が示す“落差”の意味を2年間にわたって探る。
著者等紹介
小田光雄[オダミツオ]
1951年、静岡県生まれ。早稲田大学卒業。出版業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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poefan
1
失ったものを取り戻すのは不可能だ。とすればこれは日本の出版状況への鎮魂歌。安直なアマゾン注文に躊躇する。にしても心に重い本だ。ディーヴァーに伍するほど読ませる。証拠はすべてグリッド式に集め、判断する。2013/01/15
fuchsia
1
今後書籍・雑誌というパッケージは様々な形態に分化・進化していくのだろうけど、流通の衰退によってコンテンツへの潜在的需要が切捨てらるのが怖いなあ。上手いたとえが見つからないけど。確実に埋もれて忘れられるものが発生しそうであります。2012/06/24