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内容説明
『幻の女』はホントに傑作か?“ミステリ界の御意見番”が海外の名作に物申す。マクベインの追悼エッセイや、銃に関する連載コラム等も収録。
目次
仲間はずれのジョージ・スマイリー
『幻の女』は果たして傑作か
グレアム・グリーン『第三の男』の原作と映画
ラ・パロマ号の銃声
『偽のデュー警部』の疑問
『大いなる眠り』の原作と映画
卓上漂流
そしえ誰もいなくなるまでの無理難題
マウイ島へ
レックス・スタウト対FBI〔ほか〕
著者等紹介
直井明[ナオイアキラ]
1931年東京生まれ、1954年東京外国語大学インド語科卒。商社の海外駐在員としてカテチ、ヒューストン、ブカレスト、ニューヨーク等で勤務、2003年に外資系企業日本法人から退任。『87分署グラフィティ』で第四十二回日本推理作家協会賞(評論部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2023/12/25
竜王五代の人
1
海外ミステリエッセイの福袋と言った感じの本。ネタバレ上等の深い考察あり、見聞録あり、畏友マクベインとの交流記 あり、ショートエッセイあり、と。私は関連作で読んだことがあるのは「幻の女」ぐらいで、あとは「そして誰もいなくなった」の作品名ぐらいだけど、著者の、よく考えると筋が通ってないけどそれを面白く読ませる作家すごい(し、振り返ってやっぱりこれ筋通ってないよな、と考えるのも楽しい)というスタンスはよい。2022/11/02
一江春水向東流
0
這是一本點評諸多名作的「推理名作解剖」。作者本人有著長期的歐美滞在履歴,從實際的角度角度出發點發現了很多推理小說中的問題.比如在日本超火但在歐美被遺忘的「幻影女郎」,又比如在歐美也是口碑頗佳的「無人生還」。作者不但查找了了大量的當時和現在的評價資料,並親自多次閱讀(其中還包括觀看有些原作改編成的電影,比如錢德勒的「長眠不醒」)指出其中問題,這樣的文章真的極為珍貴,這樣的高士也是不可多得.作者在後記中也說,緣起是自己時隔半個多世紀重讀「幻」後,發現原作中的一些問題,決定寫下來給當時日本EQ雜誌總編北村看. 2020/09/12
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