内容説明
郷警部短篇全集+1。国際都市大連に輻輳する人間関係と殺人トリック。戦前本格派の真骨頂第1弾。
著者等紹介
大庭武年[オオバタケトシ]
1904(明37)年、静岡県浜松に生まれ少年時代を過ごす。その後、大連第一中学校に入学。早稲田大学英文科に進学。卒業後は大連に戻り、満鉄に勤務。30(昭5)年、『新青年』10月号に、郷英夫警部の活躍する「十三号室の殺人」が入選してデビュー。本格ものを指向し、郷警部もの数篇を含む10篇余りを書いた。45年応召し、同年8月、東満国境付近で戦死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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