内容説明
原作小説はいかに映画化されたか?『深夜の告白』『悪魔のような女』から『シンプル・プラン』まで、映画化された54本の原作小説を題材に「すぐれた脚色」を検証する。
目次
アンクレットをつけた女―『深夜の告白』(ジェームズ・M・ケイン)
アル中弁護士の再生ドラマ―『評決』(バリー・リード)
死刑囚たちの陰謀―『理由』(ジョン・カッツェンバック)
「お大事に」と警部補は言った―『サブウェイ・パニック』(ジョン・ゴーティ)
ずっこけ泥棒物語―『ホット・ロック』(ドナルド・E・ウェストレイク)
復讐する女―『黒衣の花嫁』(コーネル・ウールリッチ)
スーパーボウル・テロリズム―『ブラック・サンデー』(トマス・ハリス)
どんでん返しスリラー―『悪魔のような女』(ボアロー&ナルスジャック)
現代的ゴシック・ホラー―『ローズマリーの赤ちゃん』(アイラ・レヴィン)
巨大鮫との死闘ドラマ―『ジョーズ』(ピーター・ベンチリー)〔ほか〕