内容説明
盲目的にアメリカ人の発音・身ぶりだけを真似て満足しがちな日本人、それを助長する日本英語教育。この現状を打破すべく、メディア・コミュニケーション研究者として第一線に立つ著者が、国際言語“ジャパリッシュ”の独自性と有効性を主張する。
目次
序章 これからの日本人の英語
第1章 言語は進化し、分化する
第2章 ジャパリッシュの提言
第3章 英語教育の原理
第4章 現代英語教育批判
別章 今日の中学英語教科書と日本の英語教育思想
著者等紹介
渡辺武達[ワタナベタケサト]
1944年愛知県生まれ。同志社大学大学院新聞学専攻修士課程修了。京都産業大学教授をへて、1990年より同志社大学新聞学専攻教授。同志社大学メディア・コミュニケーション研究センター代表。2001年度米国ハーバード大学客員研究員。専攻はメディア論、国際コミュニケーション論。ほかに、日本セイシェル協会理事長、現代メディア・ジャーナリズム研究会代表、関西テレビ番組審議会委員、京都新聞報道審議委員、など。CM制作コーディネーターとしても活躍
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