内容説明
モンテーニュ、デカルト、ラ・ロシュフコー、パスカル、ベール…。近代フランス哲学の流れのなかで、「人間」や、そのあり方・生き方というものがどのように捉えられ、実践されてきたのかを考察しながら、哲学の意義と人生の指標を探求していく恰好の哲学入門の書。
目次
第1日 人間の研究/モラリスト/メモリアリスト
第2日 モンテーニュの「人間の発見」
第3日 デカルトにおける認識と生活
第4日 ドン・キホーテの「哲学」
第5日 パスカルと宗教的人間
第6日 細部と全体/個と普遍―18世紀へ向けて
7日目は、ひとつまみ