出版社内容情報
この一冊で、映画との毎日がちょっぴり変わる。
映画とともに生きる女性たちと、
女性たちとともに生きる映画と。
『USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド』を刊行したグッチーズ・フリースクールによる、「女性たちの映画史」をめぐる第2弾書籍企画!
映画史における「女性」、スクリーン上に存在する女性たち、あるいはそのイメージを紡ぎ上げる作り手、映画表現における女性存在をめぐる思考、あるいはその先で映画を広げようとする方々まで、「女性たちの映画史」に向き合うための方法を、この本と共にみつけよう。グッチーズ・フリースクールの降矢聡氏とさまざまな形で映画に携わる吉田夏生氏による、女性たちの映画史へのアプローチを考える、あたらしくたのしいガイドブック、お届けします。
内容説明
この一冊で、映画との毎日がちょっぴり変わる。映画とともに生きる女性たちと、女性たちとともに生きる映画と。
目次
INTRODUCTION(「女性たちの映画」とはなにか)
1 スクリーンの中の女性たち(彼女たちの恋愛;彼女たちの青春;彼女たちの闘争;彼女たちの労働・家庭;彼女たちの恐怖)
2 彼女たちの映画史(初期映画の作家たち;女性監督の(再)登場
作家主義以降
ヒット作から見る女性監督
現代の女性映画監督たち)
3 映画を広げる女性たち(未来をキュレーションする―川喜多かしこと高野悦子 映画上映におけるふたりの女性パイオニア;インタビュー 映画評論家松本侑壬子 「私たちの自己主張」のために―『女性監督映画の全貌』をめぐって;アンケート 映画を広げるという仕事をめぐって;ブックガイド 彼女たちの研究・批評・理論)
4 ドラマシリーズの女性たち(座談会 2013年以降のドラマシリーズにおける女性たちをめぐって)
著者等紹介
降矢聡[フルヤサトシ]
リンジー・ローハンと同じ年生まれ。『ムービーマヨネーズ』企画・編集。「DVD&動画配信でーた」にて、コラムを連載中。グッチーズ・フリースクール教頭
吉田夏生[ヨシダナツミ]
1988年生まれ。映画配給会社、国立映画アーカイブ等の勤務を経て、2024年現在はトロントの大学院で映画の保存を専門とする修士課程に在籍中。日本での学生時代には、大衆文化における女性表象等について学んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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