内容説明
身の回りのモノとコトから「デザイン」を考えるためのヒントが満載!プロダクトデザインの原則と基礎が楽しく身につく。デザインは身体的な行為である/「平均的な男性=平均的な人」ではない/ニーズは動詞である/同情を共感に変える/「美は普遍的なものである」の嘘/環境汚染はデザインの欠点…さまざまな切り口からプロダクトデザインを深く学べる。学生やデザイナーはもちろん、製品の企画開発の携わるすべての人に贈る1冊。
著者等紹介
ジャン,スン[ジャン,スン] [Jang,Sung]
アーティスト、インダストリアルデザイナー。スン・ジャン・ラボラトリー代表。イリノイ大学シカゴ校インダストリアルデザイン学科准教授
セイラー,マーティン[セイラー,マーティン] [Thaler,Martin]
国際的に活躍するプロダクトデザインコンサルタント。イリノイ工科大学デザイン大学院客員教授
フレデリック,マシュー[フレデリック,マシュー] [Frederick,Matthew]
建築家、都市計画家。デザインおよびライティング講師。(101のアイデア)シリーズの生みの親。ニューヨーク州ハドソンバレー在住
石原薫[イシハラカオル]
セイコーエプソン、IDEO勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nishiumi
7
プロダクトデザインのエッセンスが101の項目にまとまっている。可愛いイラストと簡潔な文で読みやすい。暇なので最初から読んでしまったが、パラパラとめくってまた読み直したい。ものづくりに関わる人間なら、行き詰まったときに何かヒントになるかも。2025/04/30
Don2
7
こういう本を読むたび、デザイナーは頭いいなあと思う。ちゃんとユーザーを見て、プロダクトを見て、ブランディング戦略を練り、製造コストを考えて、論理脳をつかってデザインしないと、プロダクトは世に出ないし、使われないのだ。そこそこ具体的な検証項目を101個紹介するつくりの本なのだが、この“そこそこ具体的”の具合が、門外漢にも読み解け、かつ、デザイン思考のビジネス本のように抽象度が高くなりすぎずのちょうどいいところにあり、“へぇ~そんなこと考えるのね~”と言いながら楽しんで読むにちょうど良い。2024/05/18
三ツ矢
3
こういう1ページに1エッセンスの本、好き。他のシリーズも読んでみようかな。
ctakekun
2
短い文章と可愛いイラストでプロダクトデザインのエッセンスを学ぶことができる。「プロダクトの人格を早めに検討する」2021/11/08
うこ
1
プロダクトデザインに関する101のアイデア集。イラストが多く文章量は多くないのでさらっと読めるし、プロダクト作りに役立つ気づきを得られる。2022/07/17