アフロフューチャリズム―ブラック・カルチャーと未来の想像力

個数:

アフロフューチャリズム―ブラック・カルチャーと未来の想像力

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月25日 05時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845920297
  • NDC分類 701.2
  • Cコード C0070

出版社内容情報



イターシャ・L・ウォマック[イターシャウォマック]
著・文・その他

押野素子[オシノモトコ]
翻訳

内容説明

黒人文化のミッシング・ピース!!サン¥ラー、オクテイヴィア・E.バトラー、ジョージ・クリントン、マイルス・デイヴィス、ジャネール・モネイ、サミュエル・R・ディレイニー、ニヨータ・ウフーラ(「スター・トレック」)、ブラックパンサー(マーベル)…彼/彼女たちが夢見た宇宙、切り開いた未来とはなにか?文学、音楽、映画、美術、コミックス、あらゆる表現を横断し、フェミニズム、社会運動を駆り立てたSF的想像力とテクノロジーの精神史。

目次

進化するスペース・カデット
「ブラック」という名の人間のおとぎ話
プロジェクト・イマジネーション
火星調のマザーシップ―アフロフューチャリズムと音楽
現代のマーメイド/マーマンをめぐるアフリカ的宇宙―アフロフューチャリズムと宇宙神話
宇宙のなかの聖なる女性―アフロフューチャリズムとフェミニズム
未来を記して―アフロフューチャリズムと文学
絵具とピクセルで描かれたムーン・ウォーカー―アフロフューチャリズムとヴィジュアル・アート
タイムトラヴェラーのための時計―アフロフューチャリズムとタイムトラヴェル
超現実的な日常―アフロシュルレアリスム
変革の担い手―アフロシュルレアリスムとアクティヴィズム
未来の世界

著者等紹介

ウォマック,イターシャ・L.[ウォマック,イターシャL.] [Womack,Ytasha L.]
映像作家/フューチャリスト

押野素子[オシノモトコ]
翻訳家。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、レコード会社勤務を経てハワード大ジャーナリズム学部卒業。ワシントンD.C.在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

塩崎ツトム

13
原書が出たのが12年前の2012年。その間にテクノロジーや政治も変わったが、特に「アフロフューチャリズム」の負の側面とでもいうべきものが出てきたように思う。織田信長に仕えた弥助の話が海の向こうで尾ひれがつき、生成AIによって造られた「黒人の侍」なる画像がアフリカ系アメリカ人コミュニティで拡散されたり。未来を夢見るのは人間に与えられた特権だが、それは狂気と紙一重なのではなかろうか?2024/11/04

まこ

9
アフロフューチャリズムとは未来を変えること。その一環で誰でも好きに芸術を発信していいし、黒人主人公がいないなら作ればいい。そこから発生した疑問は話し合うことができればもっといいし、そのきっかけを作る。SF作品が多い理由に宇宙や未来は無限の可能性があり、自由に想像できるのがあるし、神秘の世界もSFチックにしたら一気に身近に感じる。2022/10/28

じぇろポーta

5
アフロフューチャリズムとは何か。そのムーブメントを俯瞰して解説したガイド本。原書刊行時期がオバマ政権下だったこともあってか全体的に希望を感じさせる文章でつづられているが、この後トランプ政権でバックラッシュが活発になるんだよなあ。解説で触れてる『ブラックパンサー』他の諸作品はその動きへの対抗でもあったんだろう。本書で紹介されたアフリカ発のSF映画『プンジ』観てみたけど良かった。閉塞感漂う未来社会を無機質なビジュアルで見せて、絶対こんなとこで暮らしたくないと思わせる説得力があった。2022/11/25

Masaaki Kawai

4
ジョージ・クリントンを通してアフロフューチャリズムって言葉は知ってるくらいやったけれど、音楽に限らずいろんなアフロフューチャリズムがあることを知る。で、それは未来的だけでなく、過去も未来も場所も性別も何の区別なく、世界を再定義して生み出されるもの。それは現にブラックに存在する差別の多さの裏返しなんやろうけど、それを別のものとできるアイデアがあるところに憧れるなぁ2022/10/30

die_Stimme

3
アフロフューチャリズムは冒頭で「黒人文化のレンズを通して起こりうる未来を想像する方法」と定義される。ただこの定義はあまり確固としたものとは言えず、一冊通して読んでみても各人にとってのアフロフューチャリズムを実践しているという感じがあり、そういう意味では腹落ちさせるのが難しい本ではあった。ただ、原著刊行当時にはまだ公開されていなかった『ブラックパンサー』とかがまさにアフロフューチャリズム的な想像力から生まれた作品ということで、ようやく少し分かった気がする。2022/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20056066
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品