出版社内容情報
遺留分権利者の決定の自由はどのように保障・制限されるべきか。ドイツでの判例や学説を参照しながら、社会保障制度や家族のあり方に関する議論を踏まえ、遺留分権利者の決定の自由について具体的に分析する。
目次
序論
第1章 日本法における遺留分制度(遺留分;遺留分減殺請求権の一身専属性 ほか)
第2章 ドイツ法における遺留分制度(遺留分;小括)
第3章 決定の自由と債権者保護(差押え;遺留分請求権の不行使と債権者の利益保護 ほか)
第4章 決定の自由と生活保障(私的扶養;社会扶助 ほか)
第5章 決定の自由の保障と制限(決定の自由の保障と制限の根拠;日本法との比較 ほか)
結語
著者等紹介
竹治ふみ香[タケジフミカ]
1992年神奈川県横浜市生まれ。現在、同志社女子大学現代社会学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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