出版社内容情報
変動する現代社会のなかでフランス憲法を解説する入門書。はじめにフランス憲法の骨組みを解説し、続いてフランスの法文化や人権問題を論じる。フランスが抱える法的な問題と、それに対応する社会の現状が理解できる。
目次
第１部 フランスの憲法制度（フランス憲法の歴史；フランスの統治機構；フランスの裁判制度；ヨーロッパ法とフランス法）
第２部 現代フランスの人権問題と法文化（フランスにおける人権保障の特徴；男女平等とパリテ；移民政策と外国人の地位；性的少数者と同性婚；生命倫理と法的枠組み―生命の始期と終期をめぐる問題；環境問題と環境法・環境権；ライシテと宗教的自由；政治的表現の自由とデモ・ストライキ；食文化と公権力―ワインの原産地呼称を中心に；新型コロナウイルス対策と人権）
フランス憲法関連資料
著者等紹介
小林真紀［コバヤシマキ］
愛知大学法学部教授
蛯原健介［エビハラケンスケ］
明治学院大学法学部教授
菅原真［スガワラシン］
南山大学法学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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