内容説明
「ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ」展の公式図録。
目次
図版(初期コラージュ;箱制作のかたわらで;箱作品を中心に 1930‐50年代;後期コラージュ;日記・手紙;モンタージュ 映画)
論考(『メカスの映画日記』より(ジョナス・メカス)
ジョゼフ・コーネルの映画:作品解説(アン・モラ)
ジョゼフ・コーネル フィルモグラフィ(アン・モラ)
ジョゼフ・コーネル(フェアフィールド・ポーター)
ジョゼフ・コーネル 箱の旅人(金井美恵子)
ジョゼフ・コーネル
コラージュ&モンタージュ:展覧会解説(岡本想太郎))
資料(ジョゼフ・コーネル略年譜;主要参考文献/展覧会歴;出品作品リスト;コピーライト/写真クレジット)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
rinakko
6
「ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ」展の図録だが、日記や手紙の抜粋、映画作品の紹介や論考…と、観て楽しむだけでなく読み応えもあった。“言葉で限定することはできないが、コーネルの作るものには、過去でも現在でもあるような時間の断片が永遠にとどまっているという感覚を覚える。物たちはさりげなく配されたように見えながら、互いに響きあい、暗号を送りあって、その世界の仕組みを形作っている。時が、その空白の間も、透明に満たす。”(岡本想太郎「展覧会解説」)2023/07/18
まんだむ
3
装丁から何から素晴らしい一冊。コーネルの初期コラージュ、箱作品、後期コラージュ、映画作品などが載っていて、とても楽しめた。美術館で生で観たかったのだけど、見れずじまいだったので、とても悔しいです。初期コラージュはどうしてもエルンストと比較をしてしまうけど、箱作品と後期コラージュはコーネルらしさがふんだんにあって、とても良いです。2019/07/14
こもれび読書録
1
2019年3月23日〜6月16日にあったジョセフ・コーネル展のカタログです。千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館に見に行ってきました。コーネルは箱の作品が有名で、この展覧会では50箱!あつめられて見ごたえがありました。 このカタログでは箱もすべて見られるし、箱に入れるために集めていたものたちもありますが、おすすめはコラージュです。 ジョセフ・コーネルを初めて知ったのは草間彌生さんの本です。彼のロマンチックでノスタルジックな小宇宙を楽しめます。(かばのプール)
ami
1
箱好きにオススメだけど実際の展示を見たかった。2022/08/27
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- 和書
- 持続可能な農村地域づくり