ジャック・カービー アメコミの“キング”と呼ばれた男

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  • サイズ B5判/ページ数 264p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784845918256
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

内容説明

キャプテン・アメリカ、ハルク、ソーを創造した伝説のコミック作家の軌跡を辿る決定的評伝、ついに邦訳。

目次

第1章 ストリートにて
第2章 パートナーたち
第3章 ジョー抜きのジャック
第4章 前向きに
第5章 拠るべきところをなくして
第6章 何かほかのこと
第7章 地上の神々
第8章 遺産

著者等紹介

中山ゆかり[ナカヤマユカリ]
翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業。英国イースト・アングリア大学にて、美術・建築史学科大学院ディプロマを取得

吉川悠[ヨシカワユウ]
10代でアメリカン・ヒーロー・コミックスに出会い、趣味が高じて翻訳・関連記事執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じぇろポーta

1
「現実を鏡に映すと、真逆に見ることになりますよ。現実を超えようとし始めたときに初めて、現に何が起こっているかを理解するための本当に優れた試みになるのです」158Pのブラックボルトのピンナップが素晴らしい。ムキムキの全身タイツのオッサンが腕広げて仁王立ちしてるだけでなぜここまで格好いいのか。カービーの自伝風短編『ストリート・コード』の1920年代NY下町の雑踏の密度に痺れる。本筋にはあまり関係ないがビル・フィンガー(バットマンのもう一人の原作者)の名誉が2020年現在回復されて本当に良かった…。2020/02/02

えんじ

0
アメコミに関する資料本、特に周辺事情についてきちんと書かれた本は少ない。キャラクタ解説本などはあるものの、それ以外はさっぱり。まして翻訳本となればなおさらで、本書以外にはモリソンのスーパーゴッズくらいしか思い浮かばない。吉川悠さんがコミックス部分を翻訳。本文は中山ゆかり氏が担当。カービーの人生と、アメコミの歩みがわかる良書。カラーもふんだんにつかわれていて、けして安くはないけどもできれば手元に置いておきたい1冊。2025/05/10

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