工学的ストーリー創作入門―売れる物語を書くために必要な6つの要素

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工学的ストーリー創作入門―売れる物語を書くために必要な6つの要素

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  • サイズ A5判/ページ数 324p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845917228
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0090

出版社内容情報

売れる物語を書くために必要な

6つの要素はこれだ!

ストーリー創作に必要な部品と技術が

すべて揃った最強の「まとめ」本。



【6つのコア要素】

1:コンセプト

2:人物

3:テーマ

4:構成

5:シーンの展開

6:文体



作品を生み出すための最適な経路をデザインする

=工学的メソッドの画期的創作入門書!



小説・ストーリー創作術の最良の入門書にして

最終決定版がついに邦訳!!



世の中にたくさんあふれている小説のハウツー本を読んでもうまく小説が書けないのはなぜなのでしょうか。ハウツー本を読むと「心を込めなさい」「人生の旅を描け」「テンポと文体を磨こう」などというアドバイスが書かれています。しかし私たちが欲しいのは、このような抽象的な助言ではなく、もっと具体的な方法や手順のはずです。



売れるストーリーには原則があります。つまりストーリー創作には工学的な面があるということです。まずストーリーの要素を知り、そのうえで設計図を描くことが何より大事なのです。ストーリーの設計を「形式的」と毛嫌いする人がいるかもしれません。しかし、形式的と思うからそう見えるのであり、ストーリー作りの原則や要素を意識することとは違います。



ストーリー創作に際して知るべきことは山ほどありますが、本書ではそれらを6つのカテゴリーに大別することで、謎めいたものの本質を明確に提示しています。つまり、それが「6つのコア要素」と呼ばれるものです。「6つのコア要素」にはストーリーに必要な部品や技術が全て揃っています。書き手として知るべきことを集め、包括的に秩序立ててストーリーを作ることができます。



「紹介するモデル(作家として成功するための6つのコア要素)は僕がまとめたが、基本は誰もが知っていることだ。いわば真理で、僕の発明ではない。だが、この本のような「まとめ」は他になかったはずだ。」と著者がいうように、これまで断片的に語られてきたストーリー創作の秘訣が、網羅的に「まとめ」られているため、小説入門者が最初に読む本として最適の一冊となっています。

イントロダクション



第1章

六つのコア要素とは何か……なぜ大切か?

1 ストーリーのモデルの力を知ろう/2 「六つのコア要素」の全景を眺めよう/3 「六つのコア要素」の中身を知ろう/ 4ストーリー作りを始めよう



第2章

コア要素

その1 コンセプト

5 コンセプトの定義を知ろう/6 コンセプトの評価基準/7 コンセプトのよさを確認しよう



第3章

コア要素

その2 登場人物

8 人物の本質を見てみよう/9 人物を三つの次元で捉えよう/10 人物の仮面をはずそう/11 人物の人間性を理解しよう/12 バックストーリーを作ろう/13 心の中にも葛藤を作ろう/14 人物のアークを作ろう/15 人物をパーツに分けて考えよう



第4章

コア要素

その3 テーマ

16 テーマを決めよう/17 テーマに沿って書こう/18 テーマと人物のアークの関係を知ろう



第5章

コア要素

その4 ストーリーの構成

19 構成の必要性を知ろう/20 ストーリーの構成VSストーリーの構造/21 構成の全体像を理解しよう/22 箱1 パート1――設定/23 箱2 パート2――反応/24 箱3 パート3――攻撃/25箱 4 パート4――解決/26 転換点の役割を知ろう/27 出版できる原稿を書くために:ストーリーで最も大切な側面/28 パート1「設定」の五つのミッション/29 伏線を掘り下げよう/30 ストーリーで最も重要な瞬間:プロットポイント1/31 穏やかなプロットポイント1/32 構成のグレーゾーンを見てみよう/33 パート2「反応」を広く理解しよう/34 ミッドポイントを理解しよう/35 パート3で「攻撃」を始めよう/36 ピンチポイント/37 プロットポイント2を設けよう/38 最終幕

39 紙一枚に収まるたった一つの最強のツール/40 ストーリー作りで最も大切な六つの言葉/41 アウトラインを作るかどうか



第6章

コア要素

その5 シーンの展開

42 シーンとは結局何なのか/43 シーンの機能を知ろう/44 シーンのためのチェックリスト



第7章

コア要素

その6 文体

45 自分の声を見つけよう/46 僕が知る最高のたとえ/47 文体についてさらに言おう



第8章

ストーリー作りのプロセス

48 書けるようになろう/49 パンツァーのための計画ガイド/50 「いかに書くか」から「なぜ書くか」へ



訳者あとがき

著者・訳者紹介

ラリー・ブルックス[ラリー・ブルックス]
著・文・その他

シカ・マッケンジー[シカ・マッケンジー]
著・文・その他

内容説明

直感に頼らず、物語に必須の要素から書き始める、天才以外は必読の「工学的」創作入門。

目次

第1章 六つのコア要素とは何か…なぜ大切か?
第2章 コア要素その1 コンセプト
第3章 コア要素その2 登場人物
第4章 コア要素その3 テーマ
第5章 コア要素その4 ストーリーの構成
第6章 コア要素その5 シーンの展開
第7章 コア要素その6 文体
第8章 ストーリー作りのプロセス

著者等紹介

ブルックス,ラリー[ブルックス,ラリー] [Brooks,Larry]
心理スリラー小説『Darkness Bound』『Pressure Points』『Serpent’s Dance』など六作品の著作を持つベストセラー作家。物語創作のインストラクターおよびフリーランス編集者としても活動。自らが運営するStoryfix.comは書き手に役立つウェブサイトとして好評を博している

マッケンジー,シカ[マッケンジー,シカ] [Mackenzie,Shika]
関西学院大学社会学部卒。「演技の手法は英語教育に取り入れられる」とひらめき、1999年渡米。以後ロサンゼルスと日本を往復しながら、俳優、通訳、翻訳者として活動。教育の現場では、俳優や映画監督の育成にあたる。ウェブサイト英語劇ドットコムを通じ、表現活動のコンサルティングも行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

176
面白い参考書。わかりやすい言葉で具体的・客観的なレベルでストーリーの構築法を解説してくれる。この手の本の書き方に関する解説書はいろいろ読んで来たが、多くの類書はより高いレベル(例えばより芸術的なレベル)と言葉で解説されてしまう。本書は具体的で客観的で事務的な言葉だ。作家さんはどこで読者の心を掴もうとしているか、分析したくなってくる。ドラマは必要でもストーリーは不要であると主張する作家もいるしそう読んだこともある。そう主張する作家も本書のストーリーと同じ構造の作品を作っているのは興味深い。2020/12/01

たいら

15
ダヴィンチコード好きすぎる……2018/11/22

tonpie

8
ダレル「アレキサンドリア四重奏」を読みかけで、小説に対して持っていた構成・秩序感覚がおかしくなってしまい、解毒剤になるかと思って読んでみた。エンタメ小説を書くための6要素を抽出。それはコンセプト、人物、テーマ、構成、シーン、文体で、各要素を関連させながらの説明は説得力がある。特に構成については、かなり突っ込んだコーチングをしてくれます。作例が未読のエンタメ系なのと、著者の文学観&人生観が凡庸すぎるのがツライ。しかし、実用書として要点を取り出すと、小説という形式についてかなり重要な知見が含まれていると思う。2020/05/03

にしの

8
いちばん納得できた。パンツァー型への説明に多く紙面がさかれ、受け入れやすい。漠然と映画を見たり本を読むより何百倍も勉強になる。これから新しい小説を書いていけそう。2019/07/26

jjm

7
工学的とはなっているが、ひらめきがなくても機械的にできることを期待すると失敗する。原題がengineeringとなっているだけで、本来は「技術」程度の意味だろう。全体像が示されずやや雑多な印象を受けるが、色々な側面からの考察やチェックリストもあり有用だと感じた。2020/12/24

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