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出版社内容情報
売れる物語を書くために必要な
6つの要素はこれだ!
ストーリー創作に必要な部品と技術が
すべて揃った最強の「まとめ」本。
【6つのコア要素】
1:コンセプト
2:人物
3:テーマ
4:構成
5:シーンの展開
6:文体
作品を生み出すための最適な経路をデザインする
=工学的メソッドの画期的創作入門書!
小説・ストーリー創作術の最良の入門書にして
最終決定版がついに邦訳!!
世の中にたくさんあふれている小説のハウツー本を読んでもうまく小説が書けないのはなぜなのでしょうか。ハウツー本を読むと「心を込めなさい」「人生の旅を描け」「テンポと文体を磨こう」などというアドバイスが書かれています。しかし私たちが欲しいのは、このような抽象的な助言ではなく、もっと具体的な方法や手順のはずです。
売れるストーリーには原則があります。つまりストーリー創作には工学的な面があるということです。まずストーリーの要素を知り、そのうえで設計図を描くことが何より大事なのです。ストーリーの設計を「形式的」と毛嫌いする人がいるかもしれません。しかし、形式的と思うからそう見えるのであり、ストーリー作りの原則や要素を意識することとは違います。
ストーリー創作に際して知るべきことは山ほどありますが、本書ではそれらを6つのカテゴリーに大別することで、謎めいたものの本質を明確に提示しています。つまり、それが「6つのコア要素」と呼ばれるものです。「6つのコア要素」にはストーリーに必要な部品や技術が全て揃っています。書き手として知るべきことを集め、包括的に秩序立ててストーリーを作ることができます。
「紹介するモデル(作家として成功するための6つのコア要素)は僕がまとめたが、基本は誰もが知っていることだ。いわば真理で、僕の発明ではない。だが、この本のような「まとめ」は他になかったはずだ。」と著者がいうように、これまで断片的に語られてきたストーリー創作の秘訣が、網羅的に「まとめ」られているため、小説入門者が最初に読む本として最適の一冊となっています。
イントロダクション
第1章
六つのコア要素とは何か……なぜ大切か?
1 ストーリーのモデルの力を知ろう/2 「六つのコア要素」の全景を眺めよう/3 「六つのコア要素」の中身を知ろう/ 4ストーリー作りを始めよう
第2章
コア要素
その1 コンセプト
5 コンセプトの定義を知ろう/6 コンセプトの評価基準/7 コンセプトのよさを確認しよう
第3章
コア要素
その2 登場人物
8 人物の本質を見てみよう/9 人物を三つの次元で捉えよう/10 人物の仮面をはずそう/11 人物の人間性を理解しよう/12 バックストーリーを作ろう/13 心の中にも葛藤を作ろう/14 人物のアークを作ろう/15 人物をパーツに分けて考えよう
第4章
コア要素
その3 テーマ
16 テーマを決めよう/17 テーマに沿って書こう/18 テーマと人物のアークの関係を知ろう
第5章
コア要素
その4 ストーリーの構成
19 構成の必要性を知ろう/20 ストーリーの構成VSストーリーの構造/21 構成の全体像を理解しよう/22 箱1 パート1――設定/23 箱2 パート2――反応/24 箱3 パート3――攻撃/25箱 4 パート4――解決/26 転換点の役割を知ろう/27 出版できる原稿を書くために:ストーリーで最も大切な側面/28 パート1「設定」の五つのミッション/29 伏線を掘り下げよう/30 ストーリーで最も重要な瞬間:プロットポイント1/31 穏やかなプロットポイント1/32 構成のグレーゾーンを見てみよう/33 パート2「反応」を広く理解しよう/34 ミッドポイントを理解しよう/35 パート3で「攻撃」を始めよう/36 ピンチポイント/37 プロットポイント2を設けよう/38 最終幕
39 紙一枚に収まるたった一つの最強のツール/40 ストーリー作りで最も大切な六つの言葉/41 アウトラインを作るかどうか
第6章
コア要素
その5 シーンの展開
42 シーンとは結局何なのか/43 シーンの機能を知ろう/44 シーンのためのチェックリスト
第7章
コア要素
その6 文体
45 自分の声を見つけよう/46 僕が知る最高のたとえ/47 文体についてさらに言おう
第8章
ストーリー作りのプロセス
48 書けるようになろう/49 パンツァーのための計画ガイド/50 「いかに書くか」から「なぜ書くか」へ
訳者あとがき
著者・訳者紹介
ラリー・ブルックス[ラリー・ブルックス]
著・文・その他
シカ・マッケンジー[シカ・マッケンジー]
著・文・その他
内容説明
直感に頼らず、物語に必須の要素から書き始める、天才以外は必読の「工学的」創作入門。
目次
第1章 六つのコア要素とは何か…なぜ大切か?
第2章 コア要素その1 コンセプト
第3章 コア要素その2 登場人物
第4章 コア要素その3 テーマ
第5章 コア要素その4 ストーリーの構成
第6章 コア要素その5 シーンの展開
第7章 コア要素その6 文体
第8章 ストーリー作りのプロセス
著者等紹介
ブルックス,ラリー[ブルックス,ラリー] [Brooks,Larry]
心理スリラー小説『Darkness Bound』『Pressure Points』『Serpent’s Dance』など六作品の著作を持つベストセラー作家。物語創作のインストラクターおよびフリーランス編集者としても活動。自らが運営するStoryfix.comは書き手に役立つウェブサイトとして好評を博している
マッケンジー,シカ[マッケンジー,シカ] [Mackenzie,Shika]
関西学院大学社会学部卒。「演技の手法は英語教育に取り入れられる」とひらめき、1999年渡米。以後ロサンゼルスと日本を往復しながら、俳優、通訳、翻訳者として活動。教育の現場では、俳優や映画監督の育成にあたる。ウェブサイト英語劇ドットコムを通じ、表現活動のコンサルティングも行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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