内容説明
「人間を撮る」とはどういうことか?120点におよぶ歴史的ポートレイトを掲載。
目次
第1章 見るということ
第2章 セルフ・ポートレイト―顔無し
第3章 周縁の人々―フレームのエッジ
第4章 瞬間的な振る舞い―出来事に満ちた状態を撮る
第5章 スパイせよ―のぞき見と監視
第6章 ポートレイト、鏡、仮面
第7章 対峙―的の中心を射抜くまなざし
第8章 ピンぼけ―消えていく被写体
第9章 暗闇を捉える
第10章 フラッシュ!
第11章 風景の中の人物―タブロー
第12章 デジタルの可能性
著者等紹介
アンジェ,ロズウェル[アンジェ,ロズウェル] [Angier,Roswell]
1940年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で比較文学の博士号取得を目指していた60年代に写真に目覚めた。それ以来、写真家として、また教育者として実りの多い人生を過ごしてきた。現在は取り扱いギャラリーのGitterman Gallery(NY)で作品を発表しつつ、ボストン美術館芸術大学で教鞭をとっている
大坂直史[オオサカナオフミ]
1972年広島生まれ。都内の現代美術のギャラリー、ワコウ・ワークス・オブ・アート、ディレクター。現代美術の普及活動の一環として、展覧会カタログや評論、インタビューの翻訳や、子供たちへのレクチャーなども行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yooou
4
☆☆☆★★ 求められる写真に対するリテラシーの高さに慄きました。こんなの読み取れる人ってどんだけ居るんだろう。なるほどと黙々と読める一方、写真はこれからどこへ向かうのかと激しく考えてしまいました。商業的な方向に走り続けている動画との乖離もまた考えさせられる一面でした。2015/05/07
きむ
2
ポートレイト写真を撮るための教えをまとめた教科書的一冊。カメラを持ちはじめた10代の頃は風景の写真ばかり撮ってきたけれど、最近はむしろ人物が入らない写真を撮ることには興味がなくなってきた。そんなわけで手に取った一冊。みっちりきっちりたっぷりしっかり鑑賞と撮影の方法論と実践指導を詰め込んだ内容。 後ろの解説が全然分からなかったのですごく悲しい。精進せねば。2014/04/20
hosakanorihisa
2
ポートレートに特化した写真評論本が、いままでなかったので非常に面白く読めた。テクニック的な話しも写真の読み方的な話しも、写真の歴史の話しもまんべんなく載っており、なおかつ豊富な写真がよい。2013/03/18
Happy Like a Honeybee
1
作品の説明は、つねにそれを作り出した者の側に求められる。まるでその虚構がもつある程度見え透いた寓話を通して、つねに一人の人間、一人の作家の声が、我々に打ち明けるものでもあるかように。写真界における権威者たちを細かに論述してます。中には眼を覆いたくなるような写真も..。マーク・コーエンの論述は一読の価値あり。バルトの芸術論を読破したくなった。2014/01/16
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- 和書
- 郷愁という名の密室




