感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
25
人生は短く、技術の道は長く、好機は逃れ、経験は頼りにならず、そして判断は下し難い。2014/11/13
くらすけ
13
他のレビューにもあるように確かに訳は不自然です。 ですが核となるメッセージのようなものはしっかり伝わるようになっていると思います。 僕はアートはクラフト(工芸)は異なる という主張に感動しました。 アートは型を完璧に模倣、再現することではない、ゆえに欠点や評価されない不確実性があるということでしょう。 趣味として写真や絵、創作をしてる方にはおすすめできる本です。2020/10/03
かやは
13
アートとは、すでに先人によって作られた世界に、自分の場所を作り出すこと。それには優劣は無く、その作り出した世界に訪れてくれる人がいるかどうか、自分の世界として採用してくれる人がいるかどうかの違いである。過去の制作物は未熟な失敗作では無く、未来の成熟した作品へのひとかけらである。アート本来の目的を思い出させてくれる本だった。2013/03/24
paluko
11
他に類のない、何かを創り出そうとしている者にとって非常に参考になることが書いてあるような気はする。しかし残念ながら、意味のわからない文章が非常に多いです。「いったい誰が、親友と家にいたいでしょうか? そしてなぜあなたが家に留まるべきなのでしょうか?」(179頁)「今日あなたが制作している作品は、明日にも観客の元(ママ)へと届けられるでしょう。それは(略)巨大な社会的ネットワークがあるからです。けれども残念なことに、このネットワークがあるにもかかわらず、あなたの作品は世の中に届いてしまうのです」(122頁)2021/11/24
さつき
10
「翻訳調で読みにくい」のレベルではない。「全く理解していない」「勝手に作文(ねつ造)している」のレベル。少し読んでみて「これは原書で読むべきでは」と思い始め、半分までがんばって読んだところであきらめて、Kindleで原書サンプル(原題:Art & Fear)をDLして読んでみて、翻訳のあまりのひどさに唖然とした。英語を読める人なら、このような誤った翻訳本に時間を浪費するのではなく、原書を読むべき。本当にひどい。作者に対する冒涜であり、この本から本来得るべき価値を奪われた日本人読者に対する暴力である。2015/06/28
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- 和書
- 僕は猛禽類のお医者さん