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映画作家が自身を語る
スコセッシオンスコセッシ―私はキャメラの横で死ぬだろう (新装増補版)

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  • サイズ A5判/ページ数 373p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784845902422
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

内容説明

新装増補版である本書では、1990年の『メイド・イン・ミラノ』以降の作品について、スコセッシ本人の言葉が新たにまとめられている。『グッドフェローズ』に始まり、『ケープ・フィアー』『エイジ・オブ・イノセンス』『カジノ』『クンドゥン』『救命士』と続く九〇年代は、スコセッシにとってとくに意義深い10年だったように思われる。映画作家としての彼の歩みが、さらなる広がりをもって映しだされることとなった。

目次

1 罪は教会ではなく街の中で贖うものだ(リトル・イタリーではタフガイと教会が力を持っていた;気づいたときには、通りに出てキャメラを回していた―『君みたいな素敵な娘がこんな所で何してるの?』『マレー、それは君じゃない』;撮影の最良の訓練所は、ロジャー・コーマンのところだ―『ドアをノックするのは誰だ?』『ビッグ・シェーヴ』『ストリート・シーンズ』『明日に処刑を…』 ほか)
2 私は映画が好きだ、人生のすべてだ(自分を爆発させ、そして生き延びる男を描きたい―『アリスの恋』『イタリアン・アメリカン』『タクシー・ドライバー』;『ニューヨーク・ニューヨーク』は、即興に即興を重ねて撮影した―『ニューヨーク・ニューヨーク』『ラスト・ワルツ』;デ・ニーロはとてつもなくスケールの大きな俳優だ―『アメリカン・ボーイ』『レイジング・ブル』『キング・オブ・コメディ』 ほか)
3 私はキャメラの横で死ぬだろう(イエス・キリストは私たちと同じ人間の一人だ―『最後の誘惑』(1)
宗教的探究に自分のすべてを賭ける人間にロマンを感じる―『最後の誘惑』(2)
映画を撮る気はないか、とウディ・アレンが電話をかけてきた―『サムホエア・ダウン・ザ・クレイジー・リバー』『ニューヨーク・ストーリー』 ほか)

著者等紹介

トンプソン,デイヴィッド[トンプソン,デイヴィッド][Thompson,David]
1978年、ケンブリッジ大学卒業。映画配給会社や上映館(ロンドンのポートベロ・ロードにあるエレクトリック・シネマ)で働いたのち、83年からBBCで映画番組を担当。シリーズもの“ザ・フィルム・クラブ”のあと、映画を題材にした多数のドキュメンタリーを製作・監督。ロベルト・ロッセリーニ、ピーター・グリーナウェイ、マイケル・パウエル、ジャン・ルノワール、ジョゼフ・フォン・スタンバーグ、クウェンティン・タランティーノらを扱う。その他NFTでもいくつか特集を編成、フリーのジャーナリスト

クリスティ,イアン[クリスティ,イアン][Christie,Ian]
オックスフォード大学で客員講師として映画を講じる他、「サイト・アンド・サウンド」誌の共同編集者でもある。以前はBFI(英国映画協会)の配給部ならびに特別企画部の部長をつとめ、初期映画に関するBBCのシリーズ番組の脚本と製作(テリー・ギリアムと共同)も担当した。また映画史に関する講演や放送を定期的に行なう

宮本高晴[ミヤモトタカハル]
1952年、福井県生まれ。1983年、早稲田大学大学院文学研究科芸術学科(映画学専攻)修士課程修了
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mark.jr

2
今なお現役で旺盛な創作活動を続けている映画監督、Martin Scorsese。監督自身が自らの創作活動を振り替えっており、あの「タクシードライバー」の監督直筆の絵コンテや「ニューヨーク・ニューヨーク」といったあまり省みられない作品のエピソードまで、ファンにとっては読み応えのある内容です。読むと、タイトルもそうですが、本文中の「私は映画が好きだ、人生の全てだ」という言葉が、実にその通りだろうであることが分かります。2020/09/27

アラ

0
スコセッシが好きだ。

Gen Kato

0
再読。スコセッシは「生理的に好き」としか言いようがない監督。音楽の使い方(ことにロック)とか、カッコいいんですよね。この本は90年までのかなり古いインタビューなので、続編が読みたいです。2014/08/17

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