- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(中高年)
- > リイド社 SPコミック
出版社内容情報
命の火花、見届けるべし。
宿命の刺客の物語ついに完結!
父より居合いの技と暗殺稼業を継いだ小野寺佐内。
彼に舞い込んだのは、かつて父を屠った遣い手に繋がる
暗殺依頼だった………。
佐内の前にとうとう現れた、父の仇である「二胴」の首領。
「丹沢流二胴」の精髄と「富田流居合」の秘太刀、
秘められ、極められてきた剣技のどちらかが、
ここで必ず消える…!
剣客として生きるとは---己れの存在をかけ
必殺の剛剣「二胴」を追う本格時代剣戟、ここに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドント
2
淡白な原作にあまたの肉付けをしつつ骨は残した「コミカライズ」、ついに完結。どんくらい違うかは原作と比べてみてください。要するに人殺しの話なので(要しすぎだろ)、もっとベタついた関係性の発展が見れるかと思ったけれど、サムライスピリッツというか剣に生きる者の矜持を優先させており、結果的に芯が太くありつつ一種さわやかな幕引きとなった。ただし男同士でキッスはしている。もちろん原作にそんな場面はない。時代小説漫画、人斬りの物語でありつつ、品のある香りを放つBLとしても楽しめたのであった。2023/11/14