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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
20
明治時代、日本の鉄道黎明期。鉄道員工作課長の島安次郎は日本の鉄道の発展のために、天才機関士雨宮を引き抜こうとする。 鉄道マンガの第一人者が描くのは、今度は明治の機関車もの。島安次郎は実在の鉄道技術者のようだ。本作は難しい専門用語が目白押しなので、重厚なので気軽に読み飛ばしはできない。その分鉄道熱が伝わってくる作品だ。2021/10/11
ふたば
4
半分創作半分実話? 鉄道の歴史は面白い。 急激に発展していく国を支える、重要なポジションにいる技術。 国家を背負った業界だけに理不尽で、ドロドロした部分も多々あるが、情熱をもって技術の革新に当たった男たちのドラマ。今後にも期待!! コラム「鉄道トピックス」が良い。こういうところが面白い。2017/10/16
Susumu Kobayashi
3
島安次郎は日本の鉄道の発展のために、天才機関士雨宮を引き抜こうとする。最初、人命軽視の悪役として登場した雨宮が気骨のある機関士であることが判明する。国鉄(現在のJR)の黎明期を描いた作品。この巻では島の息子秀雄が新幹線の生みの親になることが示唆されている。タイトルの「エンジニール」はエンジニア、つまり鉄道技師という意味なのだろう。まるで鉄っちゃんのために描かれたような作品。2020/10/15
きまたよ
3
今はローカル線で、峠越えはディーゼル列車でごとごと行く関西線。関西線は昔、関西鉄道で国鉄と名古屋大阪間で競合していた。話はここからはじまる。主人公は新幹線の島秀雄の父である島安次郎と、天才機関士で島に見出された雨宮(架空の人物)。狭軌と広軌の話、碓氷峠越えの話など、鉄道初期の話。日本が成長しつつある時代に、必要な輸送量を確保すべく努力する人々が描かれる。2017/10/15
mass34
1
碓氷峠の電化のエピソードに(T . T)。2022/05/18
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